学校ニュース

2020年6月の記事一覧

サツマイモ苗植え、しかし、しかし

 6月10日(水)に、サツマイモの苗を植えました。
 今年度は、新型コロナウィルス感染症予防のため、全校一緒ではなく、低学年、中学年、高学年と3回に分けて行いました。

 6月とは思えない真夏を感じさせるような暑さの中でしたが、みんな頑張っていました。秋には、丸々と太ったサツマイモを収穫することを、楽しみにしています。

      


しかし… ①

 今年は、苗植えをした直後に梅雨入りが予想されていたので、子供たちには、水やりは頼まなくても大丈夫だろうと考えていました。
 予想通り、苗植えの翌日には雨が降り始めたので、農園担当の係としては「うまくいったぞ。」と喜んでいたのですが、数日後、なんと、雹が降ってしまい、苗の葉がほとんど無くなってしまったのです。
 苗の植え替えも考えたのですが、時期的に苗の販売は終わってしまっています。「今年はもう、無理かもしれない。」とあきらめようと思いました。

                                         


しかし…②

 あきらめかけてはいましたが、担当は一縷の望みをもっていました。葉は無くなってしまったものの、茎は枯れている様子がないのです。幸い、雨は間をおかず降っています。かすかな期待をもち、数日後、再び畑に向かいました。
 すると、茎の先から小さい葉が出始めているではありませんか!
見事、苗たちは児童や係の期待に応えてくれました。全ての苗が復活したわけではありませんが、何とか秋の楽しみは無くならずに済みそうです。
 このまま無事に成長し、3度目の「しかし…」が起きないことを願っています。





安全マップづくり

 6月12日(金)に、「安全マップづくり」を行いました。

 今回は、コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年のように全校児童が体育館に集まるのではなく、地区ごとで各教室に集まって登下校の危険箇所の確認を行いました。
 2年生~6年生が危険だと思う場所を挙げる際に、1年生がどこの場所のことなのか分かっていないときには、上級生が優しく教えている様子が見られました。1年生も、通学班のどこが危険箇所が分かり、安心した表情を浮かべていました。
 また、危険箇所の歩き方の確認も行いました。上級生は、これまでの歩き方で本当に安全なのかを考え、話し合っていました。1年生もその真剣さを感じ取り、危険箇所は特に気をつけて歩かなければならないことを理解した様子でした。
 1年生も交え、通学班で安全な登下校について真剣に考え、話し合うことで、改めて、安全に登下校をしようとする意識をもつことができました。


        

1年生 食事のマナー指導

 6月17日(水)に、粟野調理場の松島栄養教諭を本校にお招きし、1年生が、食事のマナーに関するお話を聞きました。
 「食事のマナーを知ろう」というめあてのもと、①手洗い、②姿勢、③箸の持ち方、④食べ方について御指導いただきました。
 
 まず、手洗いについてです。手洗いは、洗い残しが多く、注意して洗わなければならない場所と、その洗い方について指導してもらいました。洗い方を聞いた子供たちは、「いつもそうやって洗ってます!」と、松島先生と一緒に、手を出して洗う仕草をしていました。
 次に、食事中の姿勢についてです。「グー、ピタ、ピン」の合言葉のもと、正しい姿勢を学びました。机とお腹の間に「グー」1つ分の隙間を空け、足の裏を床に「ピタ」と着け、「ピン」と背筋を伸ばす姿勢でこれから食事ができると思います。
 そして、正しい箸の持ち方についてです。1本の箸を鉛筆のように持ち、「1」を書くように動かすことができるようにする練習が大切とのことでした。フェルトボールを使ったお箸の練習では、少し難しそうな様子が見られましたが、慣れてくると、スムーズに移せるようになっていました。
 さらに、「三角食べ」も学びました。1つのものを食べきってから別のものを食べるのではなく、主食・主菜・副菜等を順番に食べることで、栄養のバランスが取れるだけでなく、いろいろな味が混ざることで複雑な味が楽しめるようになるそうです。
 
 授業終わりには、「箸の練習が疲れた。」という感想がありました。箸の持ち方等、食事のマナーはすぐにできるようになるものではありません。継続した指導を行っていきたいと思います。ぜひ、御家庭でもお声かけをして、お子様の様子をみていただければ幸いです。

        

職員作業

 久しぶりに児童の歓声が学校に戻ってきて、10日が過ぎようとしています。学校再開直前の5月29日(金)には、職員総出で学校の環境整備に取り組みました。

 例年ならば、6月末にPTAの奉仕作業で樹木の剪定や除草、トイレ清掃などを行っていましたが、今年度は新型コロナウィルス感染防止のため、6月の奉仕作業は中止としました。
 安全な環境を整備して、学校再開後に子供たちを迎えるために、職員のみで行える作業を考え、校舎前の植え込みの剪定と校庭への除草剤散布、畑の整備等を行いました。幸か不幸か、当日は雲一つない晴天に恵まれ、皆、汗だくになりながら作業に取り組みました。

 初めてトリマーを扱う職員もいて、枝と一緒にコードも切ってしまうハプニングも起きましたが、何とか校舎前の植え込みの枝を整えることができ、児童も安全に植え込みのそばを歩けるようになったと思います。
 職員数が少ないため、除草剤の散布は一人の職員が行いましたが、児童が元気に校庭を走り回る姿を想像しながら、一人黙々と作業に取り組んでいました。
 学校農園は、防草シートを張る作業を中心に行いました。昨年度にシートを張った部分もあったのですが、シートの上からも草が生えてしまっていたので、その枯れ草を片付ける作業も行いました。

 ほぼ午前中いっぱいを使ってこれらの作業に取り組みましたが、少人数の職員のみで行えることには、限界がありました。子供たちが安心して過ごせる学校の教育環境を維持していくには、地域の皆様の御力が大きいことを改めて実感しました。