学校ニュース

第1回家庭教育学級

 第1回家庭教育学級では、学級生以外の方々にも参加いただきありがとうございました。当日は「子育て」について熱心に協議してくださり本当にありがとうございました。ワークショップの中で様々なご意見をいただきました。
 大変参考になりました。

 以下はワークショップの内容です。

ナオミさんは小学生。今家に帰ってきました。母親の恵美子さんは台所で夕食の炒め物を作っています。ナオミさんは台所のお母さんの後ろに立って話し始めました。

 ナオミ「お母さん、聞いて、聞いて。」

 母  「おかえり」炒め物をしながら返事。向こうを向いたままです。

 ナオミ「ねえ 来年からクラブが始まるでしょう。何クラブにしたらいい。」

 母  「そうね。そんな年になったのね。」

 ナオミ「マリちゃんは手芸クラブがいいんだって。お母さんはどう思う?」

 母  「そうね。でもナオミは何がやりたいかが大切じゃない。?」

    と言いながら鍋から目を離しません。

 ナオミ「でもバスケットもいいなー。ねえ 話聞いてる。?」
 ナオミさんはお母さんと腕を組もうとしました。
 

 母  「危ないから向こうに行っててくれない。」

 ナオミ「もういいよ!! お母さんには相談しないよ。

 するとお母さんは初めてナオミさんの方を向いて言いました。

 母  「ちょっと、今、料理しているの分かるでしょう。それでも話聞いてあげたでしょう。まったくもう。そもそも帰ってから手は洗ったの?」

                     栃木県版「親学習プログラム」より

 参加された皆さんは、ご自分の体験と照らし合わせながら、母親の立場と子どもの立場に立った意見を発言されました。
 母親の立場に共感できること、子どもとのコミュニケーションの在り方について、子どもに対する接し方について 等様々な考えを出していただきました。
 


 お忙しい中本当にありがとうございました。