学校ニュース

夏季休業が始まって

 県内24市町(日光市を除く)が夏休みに入りました。初日の今日、本校では、午前、午後と職員研修を実施しました。

 午前中は、スクールカウンセラーを講師に、「愛着障害と発達障害パートII」のテーマで研修しました。愛着障害についてでは、家庭のもつ役割、学校のもつ役割を、母性と父性に置き換えて考えました。発達障害についてでは、自閉症傾向の特性の解釈や、称賛する際のポイントの確認を行いました。カウンセラーの推奨する書籍の紹介や、自分らしさ再発見のワークショップで和やかに研修することができました。

 午後は、宇都宮を中心に活動するLGBT当事者とその家族・友人のための支援団体「S-PEC」代表の方による講話「誰もが生きやすい社会へ」を受講しました。自身の子育てから子の自立過程での実体験とその時の思いを、エピソードを交えて赤裸々に語っていただき、職員一同がその内容に引き込まれました。

 午前も午後も研修・講話も受けて完結するのではなく、学び取ったことを今後の指導や支援、業務に生かすことが、私たちの役目であると思います。講師の皆さんのおかげで、休業初日からとても良い時間をいただくことができました。