学校ニュース

フォトコンテスト審査結果発表!

 フォトコンテスト審査結果を発表します。地域外からもご応募があり最終的には総数76点の参加をいただいて盛大なコンクールとなりました。ご応募ありがとうございました。(撮影者のお名前をクリックすると大きな写真が見られます)


「最優秀賞」 
【生命の部】『ひなんくんれん まとまって』   金子雄一さま



   
ニホンミツバチの巣を襲うスズメバチの緊迫した瞬間をおさめたベストショットの写真だ。特に、ニホンミツバチが尻を上げて戦闘態勢をとっているようすは、生態的にも貴重な画面だ。〈評:渡辺知義氏




【景観の部】 『どきどきわくわくたんけん隊』  高橋 瞳さま

 緑の田園と森に囲まれた1本の農道、3人の子ども達はこれから何の探検に行くのでしょう。池ノ森・自然の魅力再発見のテーマに最もふさわしい作品です。縦位置の構図もよく、延々と続く道の遠近感がよく表現されています。〈評:小杉国夫氏〉





「優秀賞」
【生命の部】 『クモと雲』  秋澤 貴之さま     

   ジョロウグモと大きな巣を樹間をとおして大空に配した構図は見事だ。また虫たちの天敵ジョロウグモも野鳥などに襲われることもあるだろう、8本ある足が6本になっているのも自然界の厳しさを伝えている。〈評:渡辺知義氏



【景観の部】 『夕日』  カサブランカさま 

  今回の写真展の中で夕焼けの写真は珍しく、とても目立っていました。

 この情景はある特定のタイミングでしか出会う事が出来ない希少な夕焼けということもあり、こだわりが伝わってきました。また、雲と空のコントラストが素晴らしくシャープに表現されております。安部 敬士郎氏


 

「審査員特別賞」 
『家族』  江俣 拓実さま

  普段は見過ごされてしまう道端に咲く植物(エノコグサ)を、実にフォトジェニックに撮っています。夕暮れ時、低いアングルで逆光でとらえ、大小の穂が輝き、背景をシンプルにボカしたのも効果的です。〈評:小杉国夫氏〉





「自然観察員特別賞」 
【生命の部】『家族でお食事』   2本足のかかしさま

   田植えが終わり、しばらくして落ち着いた水田の風景。上半分は山か林のかげ、下半分には青空が映り、コントラストがよく出ている。

   サギの食事風景だが、ここには2種類の家族がいて、大きい方はアオサギ、小さい方はゴイサギの親鳥と幼鳥。ゴイサギの幼鳥が何かをついばんでいる。サギたちは、全部が同じ方向を向いているので、先頭のゴイサギの方向に小魚の群れでもいるのだろうか、想像をかき立てる風景だ。〈評:山崎義政氏




【景観の部】『お米たくさん実ったね』  金子 雄一さま


  たわわに実った米、キジの親子。オスとメスの幼鳥に、親鳥が話しかけている様子が感じられ、微笑ましい一枚だ。構図も斜めに一線あっておもしろい。望遠レンズで、親子を深度ぎりぎりまで捉えていてタイトルとの相性が良く出ている。(被写界深度=ピントが合う範囲)

  今年の春、学校の校門前の草むらで母キジが卵を抱えていた。そっとのぞき込んだら威嚇して飛びかかってきたので、あわててその場を逃れたことがあった。ヒナは7~8羽生まれるが、この写真の幼鳥になるまでには、たくさんの試練があり、実った米を見られる幼鳥は数少ない、やさしく見守ってあげたい。〈評:山崎義政氏





「PTA会長賞」 
『空と田んぼと日光の山』  瓦井 陸空叶さま   

 空と大地の比率がすばらしく吸い込まれるような印象を受けました。また、撮影場所が子供たちの毎日通う通学路ということもあり、今回のテーマである池ノ森がうまく映し出されていると感じました。〈安部 敬士郎氏〉



「学校長賞」 
『男体山と池ノ森』  髙橋 志歩さま  
 

  初冬の青空に曇をいただく日光連山と池ノ森地区、そして児童の姿。児童が写真を撮ろうとしているのは池ノ森小学校でしょうか。フォト活動を行った今年の「いけいけ池小たんけんたい」を象徴する写真ができました。〈評:島 一嘉〉





「いけいけ池小たんけんたい特別賞」
『太陽と草』  髙橋龍司さま

 池ノ森の自然とまんまるい太陽が、ドカンと元気のもらえる写真で、雲一つない空が池ノ森の魅力そのものだと感じました。また、しゃがんで撮った角度の向きは、小杉さんに教わった写真の撮り方の一番大切なポイントを捉えた撮り方で素晴らしい作品だと感じました。〈5・6年児童〉