学校ニュース

いけいけ池小たんけんたいアートクルーズ

今年の「いけいけ池小たんけんたい」の総まとめとして、県立美術館で行っている「アートクルーズ」を活用し、県立美術館と県立博物館に行ってきました。とても楽しい一日になったようです。児童は前日からとても期待していたようで、連れて行った私たちもとてもうれしかったです。


美術館では、企画展示室では展覧会を担当した鈴木学芸員さんに竹工の解説をしていただきました。細やかな作品やダイナミックな作品、さまざまな表現がありました。栃木県は竹工が盛んで人間国宝がふたりもいるんだそうです。

コレクション展では、本校の先生たちがワークシートを使って鑑賞会を行いました。子ども達は、心に残る作品やワークシートにある〈キラキラ〉や〈しあわせ〉〈におい〉などといった「言葉」にふさわしい作品を一生懸命見つけました。

公共施設の利用のしかたを学ぶほかに、美術館ではものを「観察」する力の育成と、個々の見る「切り口」を自分の表現として伝えること、他の考え方を認め自分の価値観を高めることをめざしました。

博物館で、5・6年生は、10月に那須塩原の現地調査でもお世話になった柏村先生にご指導いただいて鹿沼土の成分分析を行い、火山活動の学習を深めることが出来ました。修学旅行で行った群馬県の赤城山との関係も教えていただきました。

1~4年生は、これまで「いけいけ池小たんけんたい」で学んだ「水辺のいきものについて」を、博物館の標本を見ながら再確認してきました。見たことのない珍しいいきものもたくさん見てきました。


博物館では、「博物館に展示してあるようないきものが池ノ森地区にいる」ということから、地域の貴重性や、自分たちが行ってきた「いけいけ池小たんけんたい」の活動の意義を確認することができました。