学校ニュース

2020年12月の記事一覧

国際宇宙ステーション


 12月10日(木)17:05頃から数分間、池ノ森の上空を宇宙飛行士の野口聡一さんが滞在する「国際宇宙ステーション」が、北西から南東に向かって輝きながら、かなりの早さで移動していくのを目視することが出来ました。国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。日本の実験棟名は「きぼう」。なんていい名前でしょう。おもわず、(流れ星ではありませんが)「新型コロナ騒ぎが早く治まりますように」と、お祈りしてしまいました。

フォトコンテスト表彰式・池ノ森自然写真展










12月8日(火)フォトコンテスト表彰式
12月9日(水)~11日(金)池ノ森自然写真展

12月8日は、表彰式といけいけ池小たんけんたい活動報告会が行われ5・6年生が司会進行・発表を立派に行いました。ご応募いただきました作品はどの作品も現在の「池ノ森」を見事に切り取った素晴らしいものです。写真展以降も、西階段にしばらく展示させていただき、池ノ森のステキを発信させていただきます。


フォトコンテスト審査結果発表!

 フォトコンテスト審査結果を発表します。地域外からもご応募があり最終的には総数76点の参加をいただいて盛大なコンクールとなりました。ご応募ありがとうございました。(撮影者のお名前をクリックすると大きな写真が見られます)


「最優秀賞」 
【生命の部】『ひなんくんれん まとまって』   金子雄一さま



   
ニホンミツバチの巣を襲うスズメバチの緊迫した瞬間をおさめたベストショットの写真だ。特に、ニホンミツバチが尻を上げて戦闘態勢をとっているようすは、生態的にも貴重な画面だ。〈評:渡辺知義氏




【景観の部】 『どきどきわくわくたんけん隊』  高橋 瞳さま

 緑の田園と森に囲まれた1本の農道、3人の子ども達はこれから何の探検に行くのでしょう。池ノ森・自然の魅力再発見のテーマに最もふさわしい作品です。縦位置の構図もよく、延々と続く道の遠近感がよく表現されています。〈評:小杉国夫氏〉





「優秀賞」
【生命の部】 『クモと雲』  秋澤 貴之さま     

   ジョロウグモと大きな巣を樹間をとおして大空に配した構図は見事だ。また虫たちの天敵ジョロウグモも野鳥などに襲われることもあるだろう、8本ある足が6本になっているのも自然界の厳しさを伝えている。〈評:渡辺知義氏



【景観の部】 『夕日』  カサブランカさま 

  今回の写真展の中で夕焼けの写真は珍しく、とても目立っていました。

 この情景はある特定のタイミングでしか出会う事が出来ない希少な夕焼けということもあり、こだわりが伝わってきました。また、雲と空のコントラストが素晴らしくシャープに表現されております。安部 敬士郎氏


 

「審査員特別賞」 
『家族』  江俣 拓実さま

  普段は見過ごされてしまう道端に咲く植物(エノコグサ)を、実にフォトジェニックに撮っています。夕暮れ時、低いアングルで逆光でとらえ、大小の穂が輝き、背景をシンプルにボカしたのも効果的です。〈評:小杉国夫氏〉





「自然観察員特別賞」 
【生命の部】『家族でお食事』   2本足のかかしさま

   田植えが終わり、しばらくして落ち着いた水田の風景。上半分は山か林のかげ、下半分には青空が映り、コントラストがよく出ている。

   サギの食事風景だが、ここには2種類の家族がいて、大きい方はアオサギ、小さい方はゴイサギの親鳥と幼鳥。ゴイサギの幼鳥が何かをついばんでいる。サギたちは、全部が同じ方向を向いているので、先頭のゴイサギの方向に小魚の群れでもいるのだろうか、想像をかき立てる風景だ。〈評:山崎義政氏




【景観の部】『お米たくさん実ったね』  金子 雄一さま


  たわわに実った米、キジの親子。オスとメスの幼鳥に、親鳥が話しかけている様子が感じられ、微笑ましい一枚だ。構図も斜めに一線あっておもしろい。望遠レンズで、親子を深度ぎりぎりまで捉えていてタイトルとの相性が良く出ている。(被写界深度=ピントが合う範囲)

  今年の春、学校の校門前の草むらで母キジが卵を抱えていた。そっとのぞき込んだら威嚇して飛びかかってきたので、あわててその場を逃れたことがあった。ヒナは7~8羽生まれるが、この写真の幼鳥になるまでには、たくさんの試練があり、実った米を見られる幼鳥は数少ない、やさしく見守ってあげたい。〈評:山崎義政氏





「PTA会長賞」 
『空と田んぼと日光の山』  瓦井 陸空叶さま   

 空と大地の比率がすばらしく吸い込まれるような印象を受けました。また、撮影場所が子供たちの毎日通う通学路ということもあり、今回のテーマである池ノ森がうまく映し出されていると感じました。〈安部 敬士郎氏〉



「学校長賞」 
『男体山と池ノ森』  髙橋 志歩さま  
 

  初冬の青空に曇をいただく日光連山と池ノ森地区、そして児童の姿。児童が写真を撮ろうとしているのは池ノ森小学校でしょうか。フォト活動を行った今年の「いけいけ池小たんけんたい」を象徴する写真ができました。〈評:島 一嘉〉





「いけいけ池小たんけんたい特別賞」
『太陽と草』  髙橋龍司さま

 池ノ森の自然とまんまるい太陽が、ドカンと元気のもらえる写真で、雲一つない空が池ノ森の魅力そのものだと感じました。また、しゃがんで撮った角度の向きは、小杉さんに教わった写真の撮り方の一番大切なポイントを捉えた撮り方で素晴らしい作品だと感じました。〈5・6年児童〉

写真展の準備がはじまりました



「いけいけ池小たんけんたい池ノ森自然写真展」の準備がはじまりました。昨年の高橋進展(絵手紙展)の経験が活かされ展示作業もスムーズです。前回の活動が次の活動にに繋がっていて、すごいことだと思います。

いけいけ池小たんけんたいアートクルーズ

今年の「いけいけ池小たんけんたい」の総まとめとして、県立美術館で行っている「アートクルーズ」を活用し、県立美術館と県立博物館に行ってきました。とても楽しい一日になったようです。児童は前日からとても期待していたようで、連れて行った私たちもとてもうれしかったです。


美術館では、企画展示室では展覧会を担当した鈴木学芸員さんに竹工の解説をしていただきました。細やかな作品やダイナミックな作品、さまざまな表現がありました。栃木県は竹工が盛んで人間国宝がふたりもいるんだそうです。

コレクション展では、本校の先生たちがワークシートを使って鑑賞会を行いました。子ども達は、心に残る作品やワークシートにある〈キラキラ〉や〈しあわせ〉〈におい〉などといった「言葉」にふさわしい作品を一生懸命見つけました。

公共施設の利用のしかたを学ぶほかに、美術館ではものを「観察」する力の育成と、個々の見る「切り口」を自分の表現として伝えること、他の考え方を認め自分の価値観を高めることをめざしました。

博物館で、5・6年生は、10月に那須塩原の現地調査でもお世話になった柏村先生にご指導いただいて鹿沼土の成分分析を行い、火山活動の学習を深めることが出来ました。修学旅行で行った群馬県の赤城山との関係も教えていただきました。

1~4年生は、これまで「いけいけ池小たんけんたい」で学んだ「水辺のいきものについて」を、博物館の標本を見ながら再確認してきました。見たことのない珍しいいきものもたくさん見てきました。


博物館では、「博物館に展示してあるようないきものが池ノ森地区にいる」ということから、地域の貴重性や、自分たちが行ってきた「いけいけ池小たんけんたい」の活動の意義を確認することができました。

鹿沼市教育会図工美術展 サテライト会場


毎年、鹿沼市文化活動交流館で行っている鹿沼市教育会図工美術展を、今年はサテライトの形で各校で行うことになりました。12月1日(火)から保健室の横に展示します。(本校は12月11日(金)まで)機会がありましたらご覧ください。