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鉛筆 6年算数 データを見て考えよう

1年生の算数の授業の後、6年生の算数を見に行きました。

6年生の学習は、「データを見て考えよう」。

これまで算数で学習してきた内容を駆使し、様々なデータを思考しながら複合的に活用する学習です。

様々な数値が示す意味について考えたり、割合の計算をしたり…。まさに小学校算数科の集大成といえます。

1年生と6年生の授業を見て、改めて「小学校6年間の子どもたちの成長はすごいな」と感じました。

「驚異的」といってもよいかもしれません。

だって、「12-3」から「複合的なデータ活用」ですから…。学級担任をしていた時には、どうしても自分の学級児童だけに目が行き、なかなか他学年の児童についてまで思いを巡らせられなかったのが正直なところです。さらに、私には低学年を担任した経験もありません。こうして、1年生から6年生までの学習の様子を俯瞰できるのも、自分にとっては貴重な経験であり、多くの学びがあります。

6年生児童は、一人でじっくり考えたり友達と考えを比べたりしながら協働的に問題を解決していきます。このような授業での学習形態の変化・活用も小学校での学習の集大成といえます。

卒業まで残り3か月と少し。「この子たちなら中学校でもがんばっていける」と思わせてくれる6年生の学習ぶりでした。