学校ニュース

鉛筆 1年算数 ひき算

ひき算の学習をしました。

今日の課題は…

 12-3の計算です。

12-3の計算方法は、すでに学習しています。計算方法にも子どもたちが「名前」を付けていました。

その名も、「わけひくたす法」。

12を10のまとまりと2に分け、10から3を引き、最後に2を足すことから先生と子どもたちの間で名付けられた計算方法です。さすがO先生。すてきなネーミングです。子どもたちはノリノリで、すでに学習した計算を復習します。

今日の課題は、「12-3」。「じゃあ、これってもうできるじゃん!」と子どもたちの頭には、「?」が…。

そこでO先生、「みんなはこの計算はできるけど、実は違うやり方もあるんだよね~。」の一言。

子どもたちは、さらに「????」な顔です。

 

今日の学習は、12を10のまとまりと2に分けた後、半端な2を引き、さらに10のまとまりから1を引かせたい。

そんな計算方法です。1度計算方法を身に付けた子どもたちにとっては、「別バージョン」の計算について考えることは、なかなか難しいものです。大人でもそうですよね。習慣化されたものを変えるのはハードルが高いものです。1年生たちも、苦戦しました。残念ながらここでタイムアップ。続きは次時に。

さて、この計算方法には、どんな名前がつくのでしょう。楽しみです。

 

子どもたちには、「ゴールに向かう方法は一つではない」ということを、たくさん考えさせたいです。様々な方法から自分自身で考え、選択しながら進む場面が人生には数多くあるものです。そのときに、できるだけ多くの「道」から選択できたほうが絶対によいはずです。

1年生の算数のこんな場面からも、子どもたちの「生きる力」をしっかりと育んでいくために、日々体験を積み重ねていきます。