学校ニュース

4年生、板荷自然生活体験学習に行ってきました。

   素晴らしい秋空の下、板荷自然体験交流センターにおいて体験学習が行われました。4年生にとっては、待ちに待った初めてのお泊り学習です。

 交流センターの青木先生が、久保田堀について分かりやすく教えてくださいました。水路がなく稲作ができなかった板荷の人々のために、久保田譲之助が川の水をどのように行き渡らせたか、説明を聞きながら苦労して築いた水路を見学しました。

 センターから歩いてすぐの川で、水生生物の観察をしました。水の冷たさも何のその、「えびがいた!」「オニヤンマのヤゴって大きいね。」などなど、時を忘れて虫捕りに夢中。センターに戻ってから、大漁の虫を観察しながら、センター長の野原先生からお話をいただきました。

 自由時間のアスレチック遊び。さわやかな風、森の香り、鳥のさえずりを体で感じながら、お手製のブランコで楽しみました。

 夕食前にキャンプファイヤーの準備。丸太を組んで、その中に丸めた新聞紙や細く裂いた木を詰めて、燃えやすくしました。早く夜にならないかなあ。

 待ちに待ったキャンプファイヤーです。赤々と燃える火を囲んで、各班からのクイズで大爆笑。青木先生から教わった「シュウマイじゃんけん」で真剣勝負。最後はUFOを呼ぶ踊りと歌で締めくくり。あまりの迫力に、どこかで宇宙人が隠れて見ていたかもしれませんね。

 2日目、まずは「やかんチャレンジ」です。火をおこしてやかんの水を沸騰させるチャレンジです。マッチを擦った小さな火がなかなか燃え広がらず、知恵を出し合いながら悪戦苦闘。ようやく沸騰した時には大歓声。そのお湯で、いつもとは一味違ったカップ麵を味わいました。

 お湯を沸かした火を使って、杉板焼きをしました。焼いた杉板に2日間の思い出を書き記しました。

 この2日間、子どもたちは学校ではできない貴重な体験をすることができました。

「100%楽しむことができました。センターの皆様とも楽しく活動できたことが、何よりの思い出になりました。また機会があったらお会いしたいです。2日間お世話になりました。」(児童作文より)