学校ニュース

彫刻屋台見学に行きました(3年生)

 3年生が、総合的な学習の時間「まちの名人にまなぼう」という学習で、10月25日に鹿沼市の「屋台のまち中央公園」と「文化活動交流館」を訪れ、迫力ある本物を間近で見学しました。
 そして11月14日には、学校から徒歩で行ける所にお住まいの彫工の黒崎嘉門氏と屋台大工の宇賀神久男氏の作業場を訪問させていただきました。修復中の大きな屋台を見せていただいたり、彫刻をするようすを目の前で見せていただいたりして、子どもたちは皆、大変驚いていました。また、子どもたちの素朴な質問にもやさしく丁寧にお答えくださり、その穏やかで包容力のあるお人柄にも触れることができました。
 お二人は、10月29日、滋賀県長浜市で開かれた地域伝統芸能全国大会「日本の祭りinながはま」で2016年度地域伝統芸能大賞支援賞を受賞されています。素晴らしい技術をお持ちの方が学校の近くにいらっしゃることをとても嬉しく誇らしく感じました。
 今回、『ユネスコ無形文化財』に登録される予定の、
「鹿沼市のすばらしい祭文化の伝統」と、それらを支えていることを称えられ全国表彰を受賞された「匠の粘り強くて素晴らしい営み」
に接することができ、たいへん有意義な学習ができました。(※記事中の氏名は、ご本人の了解を得て記載しました。)

  
   屋台のまち中央公園                          文化活動交流館

 
  
  屋台大工の宇賀神さん                             彫工の黒崎さん