学校ニュース

清一小 復旧への道 その4

ボランティアの皆さんの活躍(2)
 14日(月)以降もたくさんのボランティアの方が来てくださいました。

 本校のPTAや祖父母、地域の方。市内の小中学校のPTAや教育関係者の方々。中学校の休校中には卒業生も来てくれました。前校長の金子先生も。

 その方々には、14日にできなかった部分の泥拭きや泥出しをお願いしました。
 トイレの中や水につかった引き出し、ロッカー中にもたくさん泥が入り込んでいたので、それを全部出して泥をかき出し、元の状態になるまで何度も水を替えて拭き上げます。
 きれいになったと思っても、床に置いてある物をちょっと動かすとその下には泥がたまっていて、また拭かなくてはなりません。大変な根気と時間がいりました。
 校舎の外の水道は出るようになったのですが、これをバケツに入れて運ぶのにも一苦労でした。
 また、泥水に浸かりどうにもならなくて、廃棄せざる得ない物もたくさんありました。 

 床上浸水の恐ろしさが骨身に染みる日々が続きましたが、皆さんの奮闘のお陰で、2週間後の10月25日(金)には、ボランティアの方にお願いする部分はほぼきれいになったので、ご支援を終了としました。

 しかしその後も、ボランティアに行きたかったという声がたくさん届きました。
 また、多方面からタオルや水などの支援物資もたくさんいただきました。

 学校は悲惨な状況でしたが、こうして、たくさんの方が本校の状況を心配し、大切な時間を割いて助けに来たり、心を寄せたりして下さっている。その温かさに言葉では言い尽くせないほど助けられました。心より感謝申し上げます。

 ご協力くださった皆様、ご心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。