学校ニュース

運動会 その4

運動会を終えて
 運動会に向けて、高学年の子たちは、「全力で取り組み、勝っても負けても最高の運動会にしたい」という強い思いをもっていました。その思いが学校全体に伝わり、一致団結したとてもよい運動会となりました。子供たちを信じてどんどん任せることで特に高学年の子たちが、目に見えて成長していきました。

 閉会式の後、応援団長が団員に向けて話をしました。勝ってもおごることなく、負けてもさわやかに、練習から本番まで心を一つにして頑張ってくれた事への感謝の気持ちと、共に戦った相手へのねぎらいの言葉を伝える姿に、最高の運動会を実現できた達成感が表れていました。「自分たちの運動会を自分たちの手で」。下級生も、本校の良き伝統の一つとして受け継いでいってくれることを期待しています。

 運動会での運動会実行委員長と副委員長のあいさつをご紹介します。どちらとも本人が考えた文章で、教師の手はほとんど入っていません。
開会式 運動会実行会副委員長(5年生)のあいさつ】

みなさんが待ちに待った運動会が始まりました。今日のために、みんなで協力し、清一魂を忘れずに、準備や練習をしてきました。練習を重ねるごとに、みなさんの心が一つになっていくのを、僕は感じました。たくさんの方のご協力で、今日の運動会が実現できたことに感謝し、今日は最後まで全力を出して、悔いのない最高の運動会にしましょう
【閉会式 運動会実行会委員長(6年生)のあいさつ】

今年の運動会は、来賓の方もご招待できず、内容も削減された形になりましたが、児童のみなさんと先生方、保護者の皆様の思いもあって、このように盛大で、最高の運動会になりました。一人も欠けることなく、チーム清一で運動会を終えることができて、本当によかったです。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。みなさんが、この運動会を、今までで一番いい運動会にしたいという気持ちが、練習の時から感じられました。その気持ちを忘れることなく、これからの生活や様々な行事に、生かしていきましょう。水害にも、コロナにも負けない清一小の伝統を、これからも守っていきましょう。今日は最高の運動会を、ありがとうございました。
       

        運動会終了後、円陣を組んで成功を喜ぶ高学年の子供たち