学校ニュース

臨海自然教室 2日目

5・6年が、1泊2日で臨海自然教室に行ってきました。

2日目の様子をご紹介します。

【朝の記念撮影】

 しっかりと睡眠をとり、 6時には起床してばっちりと身支度を整えた子供たちと生活館2階のメイン広場に出て記念写真を撮りました。2日目も曇り空で海からの風が強く吹いていましたが、そんな事など何のその、子供たちのポーズから、2日目もやる気満々の雰囲気が伝わってきます。  

 

【ルームチェック】

 宿泊した部屋を掃除し、寝具を決められたやり方でたたみ、施設の先生のルームチェックを受けます。きちんとできていないとやり直しとなるのですが、部屋の中を見た先生が「うわあ、きれい」とつぶやくほどきちんと部屋を整えることができ、一発合格となりました。

 

【塩づくり】

 2日目のメインの活動は塩づくりです。1リットルの海水から30グラムほどの塩が取れるそうです。かまどに火を起こし、益子焼の土鍋に海からくんできた海水を入れて水分を蒸発させます。かまどで火をおこすには、火種となる新聞紙の丸め方や薪の重ね方などを工夫しなくてはなりません。それだけに、苦労して火が燃え始めた時の嬉しさは格別のようでした。

     

 

土鍋に塩がこびりついてきたら、スプーンでこすってはがします。どの班も根気よくひたすら手を動かし、さらさらでミネラル分が豊富な美味しい塩がたくさんとれました。

 

 

 

【アスレチック】

 塩づくりが終わり昼食までに時間があったのでアスレチックで遊びました。パワー全開で笑顔いっぱい。夢中で遊ぶ子供たちです。

 

 

 

【最後の食事】

 臨海自然教室の最後の食事風景です。食堂での食事の仕方のルールも身に付き、すっかり余裕の表情です。食事の前には、子供たちが順番に話をすることになっていて、毎回どんな話をするか楽しみだったのですが、それも最後となってしまいました。食が細かったのに、この2日間でたくさん食べられるようになった子が何人もいました。 

 

 

 

 

 

【創作活動(貝の根付)】

 午後は、館内の学習室で貝の根付け作りをしました。貝に和柄のちりめんの布を巻き、紐を取り付けて根付け(ストラップ)にします。細かい作業に最初は苦戦していた子も、だんだんとコツを覚え、一人3個ずつの作品を完成させることができました。

  

  

 

 

【退所式】

 楽しかった2日間があっという間に過ぎ、退所式となりました。

学校では経験できない、海ならではの活動を通して楽しい思い出がたくさんできました。また、中学校で同級生となる子たちとも交流でき、仲良くなれました。

2日間お世話になった施設の皆様、ありがとうございました。

 

 

【到着式】

 予定より30分ほど早めに学校に到着し、同じバスに乗っていた永野小の皆さんに手を振ってお別れをしました。

 

 学校で待っていてくださった保護者の皆様や先生方に無事に帰ってきたことを報告しました。

  

 この2日間、子供たち同士いつも仲良く助け合って活動していました。自分勝手な行動をするなどして先生に注意されることも一度もありませんでした。どこでも大きな声であいさつができ、乱れていたトイレのスリッパをさり気なく整えていたという話も聞こえてくるなど、本校の子供たちの良さがたくさん見られました。これからの生活の中でもこの経験を生かし、更に成長してくれることを期待しています。

 今回の活動にあたり、ご支援・ご協力いただいた多くの方々に感謝申し上げます。