学校ニュース

ふるさとを見直そう 5・6年総合見学

深程の文化遺産

地域の文化遺産見学Part2です。
深程方面には、たくさんの史跡があります。まずは、五輪塔です。5つの違う形の石が積み重なってできた塔です。上から「空・風・火・水・地」の意味をもち、供養塔として立てられたようです。写真で見るより大きく、そのすがたを絵に描いてメモに残していました。
無量寿院では、ご住職が出迎えてくださいました。江戸時代の初期に諏訪山城を後方に見る今の場所に引っ越したこと、寺子屋があって戸板に落書きがあったこと、お寺・神社・城には深い関わりがあることなどを聞くことができました。
中條若処さんは、この無量寿院で塾を開いたのだそうで「とても立派な学者さんだったそうです」と、教えてくださいました。
小松神社は、普段から馴染みのある場所という子が多い神社です。医王寺で見た「あ」「うん」の口の形の狛犬がここにもあり、神社の境内を見守っているようでした。昔、戦があったころ「勝てますように」と祈願した場所です。急な階段を上って社の中をのぞいてみたり、忠魂碑の文字を読んでみたりと歴史を感じる神社を見学することができました。
帰り道で双代道祖神を確認することもできました。
子どもたちは、文化遺産やそれを守る人、残したい風景などの写真を撮りました。どんなところが写っているのか、見るのが楽しみです。