学校ニュース

入学式


 4月10日(金)に、令和最初の入学式が行われました。
 4月8日に約一ヶ月間の臨時休業があけ、久しぶりに子供たちの姿が学校に戻ってきました。限られた時間の中で、上級生は、入学式の準備・片付けにと主体的に働いていました。特に、新6年生は、「6年生を送る会」や「卒業式」にリーダーシップを発揮する機会がなかった分、入学式で、その力を発揮してくれました。
 入学式当日は、晴天に恵まれて入学式日和となりました。校庭の桜の花は、入学式を待つかのように満開の花を残し、花壇のチューリップも咲きほこっていました。また、在校生が育ててきたパンジーや、牧野園芸様からいただいた色とりどりの鉢花が、一層、会場を明るく華やかにしてくれました。
 今年度は、新型コロナウィルス感染拡大防止のために、規模を縮小しての入学式としなけらばならなかったため、国歌、市歌、校歌の斉唱をせず、御来賓の御臨席も、PTA会長、副会長のみとさせていただきました。
 また、3密を避けるため、在校生の参加は、4年生から6年生のみとさせていただきました。この間、2、3年生は教室で授業を受けていましたが、かわいいい1年生に早く会いたい、色々教えてあげたい、仲良くなりたいなどの気持ちでいっぱいだったことでしょう。

 式が始まると、新入生が担任の後について、緊張した面持ちで入場してきましたが、「新入生呼名」で担任から1人1人が名前を呼ばれると、みんな大きな声で元気よく返事をしていました。
 6年生代表児童による「お迎えの言葉」は、内容を考える時間や発表の練習の時間が十分にとれない状況でしたが、立派な態度で、心を込めてお迎えの言葉をいうことができました。お迎えの言葉の中で、小学校生活の楽しさや清二小ならではの学校行事などが伝えられました。1年生は、小学校生活への不安もあったと思いますが、先輩からの言葉で、小学校生活への期待も不安以上に大きく膨らんだことと思います。
 式後の記念撮影の準備中、会場に在校生が歌う校歌のビデオが流されました。それを、1年生みんなで映像を映すスクリーンに近寄り、仲良く、真剣に見ていました。残念ながら、入学式の翌日からまた臨時休業となってしまいましたが、一日も早く、みんなで一緒に、元気いいっぱいに校歌を歌える日がくることを、心から願っています。

 1年生が入学し、本校の全校児童は37名になりました。1年生を含めた児童1人1人が最大限の力を発揮して輝けるよう、楽しい学校生活を送れるよう、職員一丸となって支援していきたいと思います。