学校ニュース

平成30年度 第1回学校保健委員会

7月11日(水)に、学校医の青木先生、学校薬剤師の坂本先生、粟野地区共調理場栄養教諭の松島先生、PTA役員、各学年委員長の皆様に御参加いただき、学校保健委員会を開催しました。

「子どもの健康課題とその改善策~心も体もたくましい清二っ子を目指して~」をテーマに、健康課題の改善や健康維持と増進に向けた取組について、充実した協議を行うことができました。

 【児童会健康委員会の発表より】

・健康管理について、健康委員としてそれぞれがどんなことをがんばっていきたい
 かについて発表しま
した。最後に、健康委員会では、みんなが気持ちよい学校生
 活が送れるようにこ
れからもがんばっていきたいという発表をしました。

【養護教諭による報告と説明より】

・定期健康診断結果について報告した後に、本校の健康課題について説明しまし
 た。

【協議の一部より】

・健康課題の1つである“早寝早起き、歯みがき、排便の習慣が乱れている等、規
 則正しい生活が習慣
化されてない”“主食・主菜・副菜等がそろった朝食をとっ
 ている児童の割合が少ない”ことについて
は、「朝食に主菜や副菜も用意してい
 るが、主食と飲み物しかとらないことがほぼ毎日」という御家
庭が多いようで
 す。

・意見や改善策として出されたことは、「早起きして朝食を食べられるような体制
 を作ることが大切」だ
ということです。具体的な改善策としては、「外へ出て日
 光を浴びることで
リズ
ムが整い、時間もあるので朝食をしっかり食べられる」と
 のことでした。また、
「朝食をしっかり食べないと排便もできない」ということ
 でした。

・健康の維持改善に向けた取組は、学校だけでは難しいことです。家庭や地域の方
の御協力と御支援が欠かせません。『心も体もたくましい清二っ子』が育つよ
う、引き続きよろしくお願いいたします。

【学校医、学校薬剤師、粟野地区共同調理場栄養教諭より】

・運動器検診事前問診項目の1つに「肩の高さの左右差の有無」についてあり、
“左右差がある”と答え
た児童が何名かいました。改善策として、「肩周りの
 肉をほぐして緊張を十分にとると随分違う」と
のことでした。

・熱中症予防については、特に、子どもたちは体が小さいのですぐに水分が飛んで
 しまうため、水分補給
が十分とれるよう、教職員や保護者は気を付けて見ていか
 なければいけないとのことでした。

・朝食については、朝食を食べている子とほとんど食べていない子の身体状況との
 関わりを見ると、身体
の不調を訴えているのは、朝食をほとんど食べない子の方
 が割合が多い傾向にあります。また、睡眠
と朝食の関係では、10時前に寝てい
 る子と11時過ぎに寝ている子とを比較すると、11時過ぎに
寝ている子の方
 が、身体の不調を訴える割合が格段に多いとのことです。

 

 こうした会を通して、子どもたちはもちろん、我々大人も、心身の健康への興味関心と維持改善に向けた積極的な実践ができるようになっていければと思います。