学校ニュース

児童を対象とした人権教育講演会(被差別体験談)

 12月5日(火)に佐野市から講師をお招きして、6年生を対象とした人権教育講演会を実施しました。講師の方は、同和問題の解決のために今も努力を続けている方です。6年生は社会の学習で歴史の過程でつくられた身分制度により、いまだに差別を受けてい人がいることを学習してきています。今回は、実際に被差別体験者のお話をお聞きすることで、人権教育の一層の充実を図ることを目的に行いました。
 講師の方に御自身の体験談をしていただき、子ども達は熱心に聞き入っていました。
 6年生に望むこととして、友達の欠点を顕微鏡で見て、批判するのではなく、将来を見すえて、望遠鏡で見てほしいことや、人を第一印象で判断しないこと、運命は自分で切り開いていけることなどを話し、最後にマザーテレサの言葉で閉めました。「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」
 6年生には今後も、「自分の大切さとともに、他の人の大切さを認めることができるような人」になっていってほしいと思います。