学校ニュース

2019年2月の記事一覧

保育園児との交流

 2月22日(金)に、清洲保育園の年長さんを学校に招待して、1年生との交流会を行いました。

 まず、1年教室ではじめの会を行いました。そのあと、1年生が、小学校の生活について説明をしました。事前に、登下校、清掃、給食当番、宿題、授業のことなど、子供たちが保育園と小学校の違いを考えながら作文に書いたものを、大きな声で堂々と発表することができました。園児のみんなも、真剣なまなざしでその説明に聞き入っていました。
 次に、2つのグループに分かれて、1年生が学校の中を案内しました。「職員室に入る時は、『失礼します。』っていうんだよ。」「廊下は滑るから、気を付けて歩いてね。」など、園児のみんなを気遣いながら、優しく案内することができました。
 最後に、体育館で、「フルーツバスケット」や「じゃんけんれっしゃ」をして遊びました。最初は、とても緊張しているようにみえた園児たちも、次第に慣れてきた様子で、みんな仲良く元気に遊んで交流を深めることができました。
 当日の進行はもちろんのこと、交流会の準備をする中で、2年生になる自覚が芽生えたように思われ、頼もしく感じました。


         

避難訓練

 2月21日(木)に、不審者が校内に侵入してきた場合を想定した避難訓練を実施しました。

 休み時間(いきいきタイム)に、児童が校庭で自由に遊んでいるところに不審者役の方が突然侵入し、児童は図工室に避難し、職員が不審者に対応する訓練でした。
 避難訓練の後、体育館に移動して、防犯のDVDを視聴した後、鹿沼警察署のスクールサポーターの方や清洲駐在所のお巡りさんからお話をいただきました。

 児童からは、次のような感想が聞かれました。
 「教室に逃げるときに、素早く行動できた。」
 「下級生に指示を出せてよかった。」
 「これからも、『いかのおすし』などを意識していきたい。」


            

大なわ大会

 2月15日(金)の業間の時間(いきいきタイム)に、毎年恒例の「大なわ大会」が開かれました。

 なかよし班(1年生から6年生による縦割り班)対抗で行われ、決められた時間内に八の字跳びを何回跳べたか、その合計回数を競い合いました。
 みんなで声を合わせて跳んだ回数を数えたり、「がんばれ!」などと、応援の声かけをしたりする姿がどの班でも見られるなど、盛り上がりました。
 今年度も残りわずかの日数となりましたが、学年を超えて仲良く協力し合った、楽しい思い出の1コマを作ることができました。


        

ボランティア・ティーチャー感謝の会

 2月14日(木)に、いつもお世話になっているボランティア・ティーチャー(VT)の皆さんをお招きして、「ボランティア感謝の会」を実施しました。

 本校では、「お囃子活動」「学習支援」「環境整備」「花育」「見守り活動」等において、地域の皆さんにたくさんの御支援をいただき、児童が安全安心で快適な学校生活を送っています。そこで、このように御支援いただいているVTの皆さんに日頃の感謝の気持ちを伝えようと、児童会集会委員会が中心となって「ボランティア感謝の会」を計画し、準備を進めてきました。

 発表の部では、3年生~6年生児童によるお囃子、学年毎の音読発表、そして、全校児童合奏を聞いていただきました。子供たちは、大きな声で堂々と暗唱したり、感謝の気持ちを込めて、心を合わせて合奏したりと大活躍で、VTの皆さんからたくさんの拍手をいただきました。
 最後に、お囃子ボランティアの皆さんが横笛で、「さくらさくら」「蛍の光」の曲を聴かせてくださいました。名人のすばらしい音色に感動し、「自分も、もっと上達したい」という感想をもった児童もいました。見守りボランティアの皆さんからは、「ここにいるみんなを、自分の子供のように感じています。」というお言葉をいただきました。
 ボランティアの皆さんの児童を大切に思う温かいお心に触れて、御支援いただいていることへの感謝と幸せを感じた会となりました。


                                

第2回学校保健委員会

1月30日(水)に、学校医の青木先生、学校眼科医の細川先生、学校薬剤師の坂本先生、PTA役員、各学年委員長の皆様に御参加いただき、「第2回学校保健委員会」を開催しました。

今年度は、「子どもの健康課題とその改善策 ~心も体もたくましい清二っ子を目指して~」をテーマとして、健康課題の改善や、健康維持と増進に向けた取組を行ってきた成果と課題等について、充実した協議を行うことができました。
 今後も、心身ともに健全な児童の育成のために取り組んでいきたいと考えておりますので、家庭や地域の皆様の御協力と御支援をよろしくお願いいたします。
 なお、御参加いただいた学校三師の先生方のお話を、一部掲載させていただきます。

 

【学校医より】~インフルエンザについて~

・ウイルスは熱に弱いので、体温を上げてウイルスと戦っている。すぐに熱を下げてしまうと、ウイルスと戦えなくなる。できれば、すぐに解熱剤を飲むのではなく、まずウイルス対策の薬だけ飲むのがよい。

・ウイルスがなくなるまで、決められた期間は休む(発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日を経過するまで)。

・ワクチン接種をしても、抗体が多くできる人とできない人がいる。抗体が少ない人は、インフルエンザにかかってしまうこともある。


【学校眼科医】~コンタクトレンズについて~

・生涯でコンタクトを使用している期間が長いと、角膜の内皮細胞に影響がある。

・角膜の内皮細胞は3,500から4,000くらいある。

・中学生からコンタクトを使用している人が、白内障の手術をする年齢になったときには、内皮細胞が2,000から2,500に落ちている。これに対して、一度もコンタクトを使用したことがない人は、80才くらいでも内皮細胞が3,500くらいある。内皮細胞が多いと、手術した後の炎症が少ない。

・年齢を重ねて目の病気になったとき、細胞に影響がある(年齢×装用時間)。

・眼鏡に勝るものはない。

【学校薬剤師】~環境衛生について~

・ストーブ等を使用していると、二酸化炭素濃度が高くなるので、換気を心がける。

・体調不良(頭痛、気持ちが悪い、顔が火照ってボーっとする等)を訴える児童がいたら、授業中でも換気する。

・家庭においても、1時間に1回くらいは換気する。
・換気することで、空気中のウイルスを外に出す。



   

クラブ見学会


 本校のクラブ活動では4~6年生が「スポーツクラブ」「科学・調理クラブ」「パソコンクラブ」のいずれかに所属して、活動しています。今年度の活動も残り2回となったところで、来年度のクラブ活動に新たに参加する3年生が、クラブ見学会を行いました。

 3年生9名が、3名ずつのグループに分かれ、各クラブの活動の様子を順番に見て回りました。それぞれの場所で、クラブ長が中心となって、3年生に活動の内容などを丁寧に伝え、それに対して3年生は、上級生から聞いた説明をメモしたり興味のあることを質問したりしました。
 来年度、また同じクラブが設けられるかどうかは分かりませんが、3年生の子供たちは4年生になっての新しい活動に希望を膨らませることができたようです。

         

授業参観・全校合奏発表・懇談会


 2月6日(水)に、今年度3回目の授業参観が行われました。
 各学年の授業の学習内容は次のとおりです。1年生は、国語「これはなんでしょう」、2年生は、国語「なかまのことばとかん字」、3年生は、算数「どんな計算になるのかな」4年生は、国語「熟語の意味」、5年生は、理科「電磁石のはたらき」、6年生は、学級活動「忘れられない言葉」「家の方への感謝の会」
 どの学年も、子供たちの1年間の成長の様子を保護者の皆様に見ていただくことのできたと思います。
 
 授業参観の後に、体育館で全校児童による合奏発表を行いました。2学期に行ったクリスマスコンサートでの発表を、是非、保護者の皆様にも披露したいと、発表の時間を設けました。
 曲は、クリスマスコンサートで演奏した「かえるのうた」「きらきらぼし~ギラギラぼし」「メリーさんのひつじ」に、新しく「エーデルワイス」を加え、計4曲を披露しました。鍵盤ハーモニカとリコーダーの音色が美しく重なり合った演奏になりました。
 
 全校合奏の後は各学級で懇談会を開きました。参加してくださった保護者の皆様、長時間に渡りありがとうございました。

                        

 

和の音楽に触れる学習をしました

 1月30日(水)に3名の講師の先生をお招きし、日本の伝統的な音楽や楽器に親しむことをめあてに、5・6年生を対象にした音楽鑑賞教室を実施しました。

 最初に、学年ごとに6面の箏(こと)を使って「さくらさくら」の演奏を体験しました。

 全員、箏を弾くのは始めての体験でした。琴爪を付け、最初は恐る恐る箏の糸を弾いていましたが、少しずつ音がつながり、音も大きく出せるようになり、だんだんと曲らしくなっていきました。体験の終盤には、講師の先生と合奏をしましたが、子供たちから「もう一回合奏したい」とリクエストが出るくらい、楽しんでいる様子が見られました。

 クイズ形式で箏や三味線の作りについて学んだ後、講師の先生方による『金剛石』と『六段』の演奏があり、音楽室に邦楽の音色が響きわたり、和の世界に包まれました。
 演奏の後、講師の先生から、「『金剛石』の歌詞の中に、ダイヤモンドの原石も人も、磨いてこそ輝けるいという部分があります。自分自身を磨くだけでなく、周りの多くの人に磨いてもらっていることを忘れず、日々をすごしてください。」というメッセージをいただきました。
 子供たちにとって、日常の生活では見たり触れたする機会が少ない箏や三味線を身近に感じることができた、貴重な体験となったようです。

 講師の先生方も、子供たちが生き生きと「さくらさくら」の練習に取り組んでいたことや、集中して演奏の鑑賞をしていたことに感心されていました。