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2019年5月の記事一覧

薬物乱用防止教室

 5月21日(火)に、5・6年生を対象として、栃木県警察薬物乱用防止広報車「きらきら号」による、『薬物乱用防止教室』を実施しました。

 薬物乱用防止に関するDVDの視聴、栃木県警察本部少年課の職員による講話、薬物乱用防止に関するクイズ、覚せい剤や大麻等の薬物の標本やパネル写真の展示物の見学を通して、薬物乱用の恐ろしさについて学習しました。また、どんな言葉や態度で薬物の使用を誘ってくるのか、誘いをどのように断ればよいのかについて、ロールプレイングを行いました。
 『薬物乱用』とは、遊びや現実逃避のために医療目的以外に使用したり、覚せい剤や大麻等の医療目的にない薬物を不正に使用したりすることをいいます。たった一回の使用でも、所持をしていただけでも『薬物乱用』です。
 『薬物乱用』は、心身に及ぼす影響がとても大きく、その人の将来や人生を台無しにしてしまうだけでなく、家族や友人等の周りの人にも迷惑をかけてしまいます。
 自分の身は自分で守ること(危ない場所には行かない、危ない人には近づかない、危ない時間には外出しない等)、誘われたときには「絶対にやらない!」という強い意志と、きっぱり断る勇気をもつこと、不安や悩みは一人で抱え込まず、家族や先生等、信頼できる大人に相談することが大切です。
 薬物乱用の問題は、子供たちの努力だけでは対応が難しい問題です。学校はもちろんですが、家族や地域の皆様にも御理解、御協力をいただき、子供たちをしっかり見守っていくことが必要です。
 引き続き、御協力をお願いいたします。