学校ニュース

2019年11月の記事一覧

3・4年生の福祉施設訪問

 

 3・4年生が総合的な学習の時間の一環で、11月15日(金)に「花の器」さんへ、11月19日(火)には「暖らいふ」さんへ訪問させていただきました。
 今年度に入り、それぞれ2回目の訪問ですが、子供たちは今回の訪問も楽しみにしていました。どんなことをすればお年寄りの皆さんに喜んでいただけるか、楽しんでいただけるかを一生懸命に考えて、みんなで準備をしました。

 今回は、〇✖クイズやダンスの披露、恒例のマッサージ、手作りのメダルや歌のプレゼントをしました。子供たちはお年寄りの方々との交流や会話を楽しみ、たくさんの優しい笑顔に接して、あらためて、お年寄りを大切にしようという気持ちをもつことができました。
 両施設の皆様には、2度にわたる訪問を快く受け入れてくださり、感謝申し上げます。ありがとうございました。

      
   

5・6年生 赤ちゃん交流体験

 11月15日(木)に、5・6年生が「赤ちゃん交流体験」を行いました。
 この事業は、将来の子育てに対する期待や意欲を育むことを主な目的として鹿沼市が主催している事業です。当日は、お母さんと赤ちゃん、現役の助産師、サポートボランティア、鹿沼ファミリー劇場のスタッフの方々に来校いただいて実施しました。

 1時間目は、助産師の方から、命の誕生、出産、赤ちゃんの成長などについてお話をいただきました。
 また、出産予定日まであと2週間という妊婦の方にも来ていただいて、実際にお腹の中の赤ちゃんの心音も聞かせていただきました。自分たちよりも速く、一生懸命に動いている心音を聞いて、子供たちは驚き、感動していました。その後、赤ちゃんの人形で抱き方の練習をし、触れ合う際の注意点などを学びました。
 
 2時間目は、実際に赤ちゃんと触れ合ったり、お母さん方から赤ちゃんが産まれるまでのお話や、赤ちゃんを育てる楽しさや喜び、苦労などを聞いたりしました。
 赤ちゃんとの触れ合いでは、初めはおそるおそるといった様子だった子供たちも、徐々に慣れ、積極的に抱っこをする姿や、一緒に遊ぶ姿が見られました。お母さん方からは、赤ちゃんがお腹の中にいるときの写真や成長を記録した写真などを見せてもらいながら、様々なお話を聞かせていただきましたが、子供たちは、その写真をのぞき込みながら夢中になって話を聞いていました。

 この交流を通して、命の尊さや成長することの素晴らしさを学ぶことができました。また、将来、子供を育てたいという期待と意欲をもつ児童も多かったです。
 とても貴重で、素晴らしい体験をさせていただきました。

        

大輪の菊

 今、清二小の玄関には、大輪の菊がたくさん飾られています。これは、地域の高橋様が丹精込めて育てられた菊を、毎年、学校に届けてくださっているものです。過日行われた「清二小まつり」の会場にもこの菊は飾られ、多くの人の目を楽しませ、心を癒やしてくれました。
 
 「菊匂う 母の写真も 笑めるかに」
 これは、「三国志」や「宮本武蔵」の作者で知られる吉川英治が、亡き母親の写真を胸にしまい、文化勲章の受章式に臨んだ日のことを詠んだ句です。青年時代の辛苦を乗り越え、自らの栄誉より親孝行できた喜びが表現されている、素晴らしい句です。
 玄関に飾られているこの菊を見ると、このような素晴らしい花を咲かせるまでの御苦労への感謝はもちろん、学校を支えてくださっている多くの皆様の御尽力に対する感謝の思いを新たにする毎日です。

 

清二小まつり

 11月6日(水)に、「清二小まつり」が行われました。前半は、学習の発表、後半は、各学級で用意した体験コーナーでの交流活動でを行いました。今年度の清二小まつりでは、児童の主体性や思考力の育成を目指して準備にあたってきました。

 まずは、前半の「学習の発表」では、
・1年生は、国語の教科書の内容をまとめたことや自分で調べたことと、歌や楽器の演奏を発表しました。
・2年生は、国語の教科書にある物語の音読劇と、生活科で郵便局を見学したときのことを発表しました。
・3・4年生は、10月に行った自然生活体験学習の活動内容や、その学習を通して自分が成長したことなどを発表しました。
・5・6年生は、総合的な学習の時間に学習したことのうち、体験した米作りの作業や、よりよい米を作るために必要な工夫等について、調べたことを発表しました。

 後半の「体験コーナー」では、
・1、2年生は、自分たちでおもちゃを手作し、そのおもちゃの体験
・3・4年生は、車いすやアイマスクを使っての体の不自由な方の体験
・5・6年生は、都道府県探しと、学年PTAで学んだ絵手紙作り体験
を行いました。これらの体験を通して、御参加くださった皆さんが交流し、会話を楽しんでいる様子があちこちで見られました。体験コーナーには、恒例となりつつある「マッサージコーナー」も用意され、児童たちからお客様の皆様へ、心を込めたマッサージのプレゼントをしていました。
 今年度も、保護者の皆様や放課後待機スペースボランティアの方々の御協力により、とてもおいしい豚汁と大学芋を作っていただきました。また、地域の方々から御提供いただいた野菜や果物を、児童が心をこめて育てたお米と共に販売しました。こちらも、参加された皆様の御協力により、とても盛況でした。

 頭もお腹もそして、心も大満足の清二小まつりとなりました。
御参加くださった皆様、御協力くださった皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 
 
 
 
   



5・6年生モノづくりキャラバン

 11月11日(月)に、「日産自動車(株)栃木工場モノづくりキャラバン事務局」の皆様に御来校いただき、5・6年生が、社会科の自動車作りの学習の一環で、「モノづくりキャラバン」を行いました。

 まず、レゴブロックによるクルマづくりを行いました。グループごとに組立や物流、検査などの役割を分担し、初めは、決められたルールにしたがって作業を行いましたが、かなりの時間がかかってしまいました。そこから、「ムダ」をなくして「カイゼン」するアイデアを出し合い、3度目の実施では、1分以内に2台の自動車を完成させたグループもありました。
 次に、モノづくりのための練習を体験しました。ボルト締め付け体験や板金体験といった貴重な体験をさせていただきました。体験の中で特に子供たちが夢中になっていたのが、箱の中にあるたくさんのボルトの中からナットを見つける「ナット探し」とボードにピンを差し込む「ピンボード」でした。目標タイムを達成するために、何度も挑戦していました。
 今回の体験を通して、人と協力することや目標をもつことの大切さ、「ムダ」を見つけ「カイゼン」していくことの大切さを学びました。そして、モノづくりをする職業の魅力を感じることのできる時間となりました。子供たちは早速、給食準備の「カイゼン」に取り組んでいました。

        

3年生社会科見学

 11月12日(火)、3年生が社会科見学に行ってきました。見学場所は、鹿沼市消防本部、木工団地の中にある(有)鈴萬木工団地、文化活動交流館の3か所です。

 まず、鹿沼市消防本部を見学しました。消防本部では、消防隊の着る防火服を実際に着させてもらったり、はしご車がはしごを伸ばす様子を見学したりしました。
 次に見学した鈴萬木工団地工場は、主にフラッシュドアという住宅や学校などで多く使われるドアを製造している会社です。1日になんと!100~200ものドアを製造していて、建具や家具なども作っているそうです。
 最後に見学した文化活動交流館では、おうちの方の愛情いっぱいのお弁当を食べ、みんなで「おにごっこ」をして遊んだ後、彫刻屋台や昔の道具などを見せていただきました。
 自分たちで質問を考え、積極的にメモを取る子どもたちの姿が多くの場面で見られ、子供たちの意欲と成長を感じました。
 見学させていただいた事業所の皆様、ありがとうございました。