学校ニュース

2020年1月の記事一覧

南摩小学校交流活動

 1月28日(火)、本校に南摩小学校の5年生を迎え、本校の5年生と交流学習を行いました。来年度に合同で実施する修学旅行に向けて、仲良くなることが目的です。
 
 前半は、「積み木自己紹介」と「自分当てクイズ」を行いました。
 「積み木自己紹介」は、「〇〇の好きな~~です。」「〇〇の好きな~~さんの隣の、△△の好きな~~です。」と、前の人の自己紹介に続けて、自分の自己紹介を重ねていく活動です。初めは緊張した様子が見られましたが、自己紹介を重ねていく中で、徐々に緊張もほぐれ、相手のことをたくさん知ることができました。
 「自分当てクイズ」は、見えないように自分の背中にかけられた札について、答えを探していく活動です。その方法は、相手が「はい」か「いいえ」で答えられる質問しかありません。たくさんの質問をしなければ答えにたどり着けないため、自然と多くの人と話すことができました。

 前半終了後の休憩時間には、子供同士すっかり打ち解けていて、両校入り交じっておしゃべりをしていました。
 後半は、「進化じゃんけん」と「ぞうきんリレー」を行いました。
 「進化じゃんけん」は、アザラシからスタートし、進化していくためにじゃんけんをする活動です。体を動かしながら、早く進化するために、我先にと一生懸命にじゃんけん行う姿が見られました。
 「ぞうきんリレー」は、両足の下にぞうきんを敷き、そのぞうきんを置いていかないように進んでリレーをする活動です。足を上げないようにして前に進むことが意外と難しく、思うように進まないこともありましたが、「上手!」「がんばれ!!」「あと少し!!!」など、学校関係なく声をかけ、応援をする姿を見て、よい交流になったなと感じることができました。

 最後の感想発表では、「最初は緊張していたけど、このメンバーで修学旅行に行くことが楽しみになった。」などの感想を聞くことができました。両校の児童で最高の思い出を作っていけるものと、期待が大きくなってきました。

 
        

臨海自然教室3日目


 臨海自然教室3日目(1/22)は、帰校に向けて、それぞれの部屋の掃除やベッドの片付けから始まりました。
 朝食後には、臨海自然教室最後の活動「塩づくり」を行いました。海から汲んできた海水を、土鍋で煮詰めていきます。煙や灰に悩まされながら、だんだん海水が煮詰まっていき白くなり始めると、子供たちからは歓声が上がりました。できた塩は、みんなで分け合いました。ミネラルたっぷりの塩をなめ、嬉しそうな顔で「しょっぱい!」と言っている姿が印象的でした。
 「塩づくり」が早く終わったので、残りの時間はアスレチックで遊ぶことになりました。仲良くなった他校の友達とともに、いろいろなな遊具で元気いっぱい遊びました。
 昼食は、ビビンバご飯、パンケーキ、グレープゼリーがとてもおいしかったようで、みんな食欲旺盛におかわりをして食べていました。
 その後、退所式を終え、いよいよ帰校です。バスの中では、疲れて眠っている児童もいました。パーキングでは、楽しみにしていた買い物をしました。

 保護者の皆様には、事前の準備やお子様の体調管理、送り迎え等、大変お世話になりました。子供たちが充実した3日間が送れたのも、保護者の皆様の御協力と御支援のお陰です。ありがとうございました。

         
                

臨海自然教室2日目

 臨海自然教室2日目(1/21)は、朝食後の「海岸散歩」から始まりました。
 穏やかな冬晴れの朝に、海岸に流れ着いた漂流物の中からおもしろい物を見つけたり、波と追いかけっこをしたりするなど、気持ちのよい一日を始めることができました。
 
 2日目に行った主な活動は、「干物づくり」と「砂浜活動・砂の造形」でした。
 「干物づくり」は、サンマを開くことから始まりました。講師の方から説明を受け、文字通り、子供たちは手探りのような状態で、おそるおそる包丁を入れていきました。初めての体験に戸惑う姿もみられましたが、2匹目のさんまを開く頃には、包丁さばきにも迷いが少なくなっていたように感じます。干物を網に干す作業と取り入れる作業も自ら行い、一から自分の手で作った干物が出来上がりました。
 午後は、「砂浜活動・砂の造形」を行いました。晴天の中、最初にビーチフラッグを行いました。砂に足を取られ、思うように走れませんでしたが、活動班の人と楽しく競走していました。砂の造形は、同じく活動班で行いました。各班でテーマを決め、協力しながら形を作っていきました。子供たちの発想がおもしろく、貝殻や漂流物を工夫して使った、楽しい作品が出来上がりました。これらの力作を、最後に壊さなければならないのが非常にもったいなかったです。

 1日目以上に、他校の友達との関係を深めたり、生活や活動に対する1日目の反省を生かして活動したりと、ますます子供達の輝きが見られた2日目でした。


              

臨海自然教室1日目

 1月20日(月)~22日(水)に、5年生が粟野小学校、清洲第一小学校、永野小学校と一緒に、臨海自然教室に行ってきました。場所は、茨城県にある、新日鐵住金の鹿島製鉄所ととちぎ海浜自然の家です。

 1日目は、まず、新日鐵住金の鹿島製鉄所を見学しました。身近な物に多く使われている鉄が、どのように作られているのかをDVDで見た後、薄鋼板を作る工場を見学しました。スラグと呼ばれる鉄の塊が真っ赤に熱せられ、徐々に薄く延ばされていく様子を、かなりの熱気と音を間近で感じながら見学することができました。様々な物作りに欠かせない鉄が、どのように作られるのかを学びました。
 その後、お昼過ぎにとちぎ海浜自然の家に到着しました。1日目に行った主な活動は、「館内ウォークラリー」と「仲間づくり活動」です。
 「館内ウォークラリー」は、各校の児童が混合で編成された活動班で行う最初の活動でした。初めは、互いに緊張していてあまり会話する様子が見られませんでしたが、班員で協力して問題を見つけ、解いていく中で会話が徐々に増えていきました。連合での活動として、よいスタートが切れました。
 夕食を食べた後、「仲間づくり活動」を行いました。体を動かしていく中で、活動班の友達や、同じ部屋で過ごす生活班の友達と交流を深めていました。笑い声が絶えず聞こえており、2日目以降の活動や生活に対して、安心感や期待を膨らませる活動となりました。

 自分たちで活動時間を意識して行動したり、ベッドメーキング等の準備を素早く行ったりと、初日から、子供たちでよく考えて行動ができている様子をみて、成長を感じました。


        

小中交流学習

 1月17日(金)に、粟野中学校に入学予定の小学6年生が粟野中学校に集り、小中交流学習会が行われました。

 まず、パワーポイントや映像を見ながら、中学校での学習・生活の様子や、部活動の様子などについて話を聞きました。所々、クイズ形式となっており、正解の一番多かった学校には、「盛大なもの」が準備されているとのことでした。清二小の児童は、積極的に発言をして、多くの正解を重ねました。他の学校の人がいる中でも、進んで発言をしようという姿勢が素晴らしかったです。その結果、見事一位となり、「盛大な拍手」をいただくことができました。
 次に、授業見学をしました。児童の中には、自分が授業を受けているように、中学生と一緒になって考えている児童もいました。短い時間ではありましたが、小学校の授業とは違う学習内容や雰囲気を味わうことができたのではないかと思います。
 最後に、中学生と他校の6年生でグループになり、交流活動を行いました。初めは緊張感が見られましたが、徐々に打ち解け、活動の終盤には、笑顔を見せて活動を楽しむ姿が見られました。

 交流会の最後に書いたアンケートでは、多くの児童が
「中学生になるのが楽しみになった。」という感想を書いていました。中学生になる不安が、期待や楽しみに変わった1日となりました。

        

1,2年生ケーキ作り

 1月21日(火)、待機スペースボランティアの皆様の御厚意により、放課後を利用して1,2年生がケーキ作りに挑戦しました。

 まず、ボランティアの方から、ケーキの飾り付けの仕方を教えていただきました。
 次に、一人一つのスポンジケーキに生クリームを塗りました。2年生は今回が2回目になるので、むらなく上手に塗っていました。その後、早乙女さんから御提供いただいた甘くておいしいいちごをたっぷりのせ、そして、ハートの形をしたチョコレートをのせて完成しました。みんな、デコレーションを工夫しながら、とても楽しそうに作っていました。
 最後に、自分で作ったケーキとミルクティーをおいしくいただき、大満足の時間を過ごすことができました。
 待機スペースボランティアの皆様、今年度もありがとうございました。




租税教室

 1月15日(水)、鹿沼納税貯蓄組合連合会の方を講師として、6年生を対象にした「租税教室」が行われました。

 始めに、講師の方から質問された「税金を払いたくないなと思う人。」という問いに対して、ほとんどの児童が手を挙げました。そこから、「なぜ税金を払わなければならないのか。」というテーマで学習が進められました。
 まず、「もしも税金がない世の中だったら」という内容のDVDを視聴しました。税金がなくなると、横断歩道を渡るのに通行料がかかったり、街の中にごみがあふれてしまったりします。消防署や警察署が会社となり、消火活動や救急車で運んでもらうことが有料なってしまうといった、仮想の世界が描かれていました。
 次に、身の回りにある建物を、税金で作られているものと、そうでないものに分類しました。学校やプール、コンビニなどについて個人で分類した後、グループで互いの意見を交えて話し合いましたが、全体で確認をした際には、「えー、そうなの?」と驚く声も聞こえました。
 学習の最後に、講師の方がもう一度、「税金を払いたくない人。」と質問すると、手を挙げた児童は一人もいませんでした。なぜ税金を払わなければならないのかを、子供たちは理解することができたのだと思います。

 税金の大切さを感じることができる貴重な時間となりました。