日誌

今日は立秋です。

 今日、8月8日は「立秋」。
「二至二分四立」という旧暦上の季節の節目の一つです。二至は「夏至と冬至」、二分は「春分と秋分」、四立は「立春、立夏、立秋、立冬」ということになります。
 今年、夏の甲子園は8月6日に開幕しましたが、例年は立秋の頃に開幕しています。今週は連日の猛暑で、温度計ばかり気になり、暦を気にする意識が弱かったように思います。
 「夏至」と「秋分」の中間に「立秋」があるわけですが、個人的には「秋の始まり」と言うより、「夏がそろそろ終わり始める」と解釈した方が良いのかなと思います。
 実際の気温や体感温度からすると、まだまだ秋には程遠いと思えます。けれども、いつまで続くのだと少々うんざり気味に思っていた暑さが、徐々に一段落し始め、そうこうするうちにその暑さを振り返る時期がもうすぐやって来ます。そう考えると、まだまだ暑い今の時期に「秋」を想起させる語句が用いられていることは次の季節への準備を意識させる意味や、季節の移ろいを味わう趣(おもむき)があるのかもしれません。
 これから出す季節の手紙も、「暑中見舞い」から、「残暑見舞い」になります。約3週間後には2学期が始まっており、残暑の中、運動会の練習が徐々に始まっていることでしょう。