日誌

2015年7月の記事一覧

1学期を振り返って

209名の西小学校の児童たちの1学期が終了します。

 1年生たちは、この三ヶ月余りで随分学校生活に慣れることができました。授業中の約束なども身につきつつあり、今年の目指す子どもの姿の一つである、「何を学んでいるかが分かる子」として成長中です。校内で私に人なつこく話しかけてるようすや、あいさつの仕方からも小学生らしくなったことを感じているところです。
 2年生たちは、1年生たちのお兄さん、お姉さんとしての意識が働いて、休み時間や学校行事で見せる態度がとても積極的になっています。通学時には1年生の手を取り、一緒に歩く場面もあります。校外での学習にもしっかりした態度で臨める子がたくさん見られました。
 3年生たちは、今年度から教室が2階になりました。そのこともあってか校内での動きが変わりました。給食時の重い食缶等の運搬が気がかりでしたが心配ありませんでした。低学年期を経て、少しずつ独り立ちし始めているようすが見られます。校内でも特に礼儀正しい学年という印象を受けます。今年の目指す子どもの姿の一つである、 「時を知り自分をコントロールできる子」として来年10歳を迎える準備が順調に進んでいるように見えます。
 4年生たちは、これまで多人数学級の中で切磋琢磨し、互いに刺激し合いながら、けじめのある学習習慣や正しい生活行動を身につけてきました。特にこの1学期は、宿泊学習などダイナミックな活動の場面でグンと成長したように思います。児童会活動にも自覚が感じられ、委員会や行事に積極的に参加しており、西小の将来を背負う準備が着々と進んでいて頼もしく思います。
 5年生は、昨年度末から高学年の自覚を持てるように指導や支援をしてきました。文字通り学校の色々な場面でサブリーダーとして活動することも増え、少しずつその自覚の高まりを感じるこの頃です。幼さが見える面と大人びて見える面が、混在している年頃です。節度や自主性の育成については、2泊3日の宿泊学習が大きな成長期となったようです。今後はさらなるステップアップを期待したいと思います。
 6年生は、昨年度末からの「いよいよ最高学年だ!」という自負心を抱けるような働きかけが浸透し、その成果が顕著に表れてきているところです。多くの児童が集まる場面では、否が応でも前面に出る、先頭に立つことになります。そんな立場に戸惑いながらも、しっかり過ごしている児童が増えたように見受けられます。一人一人の個性も随分確立されつつありますが、得意を伸ばし、不得意を克服する、そんなチャレンジャー精神を一層もって、学習に諸活動に励む姿を見せていってほしいと思います。

 これから、40日間の長期休業に入ります。ぜひ今年度の目指す子どもの姿の一つ 「健康や安全を自分の力で保てる子」として過ごしながら、忘れられない充実した時間を創ってほしいと思います。

 
保護者の皆様におかれましては、休業中にお子さんに思い切って任せてみることと、決して放任しないことをお子さんと確認し合って、ご家庭を中心にした生活ならではのお子さんの成長の後押しにお力を発揮していただきたと思います。また、ご相談やお問い合わせはご遠慮なく学級担任または学校までお願いいたします。学校は午前8時10分始業、午後4時40分終業です。
 また、地域の皆様には、これまで同様、学校と子ども達を見守っていただくとともに、時には地域の子ども達にお声かけをいただきながら、地区の子ども達の健全育成にお力添えをお願いいたします。