学校ニュース

鹿沼市授業力向上(算数科)研修会

11月22日(木)鹿沼市授業力向上事業(算数科)研修会が本校で行われました。

今回は、宇都宮大学の先生方、鹿沼市教育委員会指導主事を指導者に迎え、多くの鹿沼市の小中学校の先生方も参加し行われました。

研究授業1年3組「ひきざん」では、「13-7」の計算の仕方を考え、話し合いました。



子ども達は、今までの経験や「たし算」の学習を思い出しながら、様々な方法を発表していきました。

4年2組「面積」では、「L字型の面積を求めるためにどの辺の長さがわかればいいのだろう」という課題にグループの友達と協力して解決した後に皆で話し合いました。



いくつかの方法が見つかりましたが、どれも2つの長方形が隠れていて、それを使うので、4本の辺を使えばよいということを見い出していきました。

6年3組「活用の授業」では、「並べ方と組み合わせ」の学習で学んだことを使って、条件にあるセットメニューの選び方について考えました。

この問題は、平成19年度の全国・学力学習状況調査中学校B問題の課題です。



先生の希望に合ったメニューはどれか、各グループで考えた方法について検討し、同じ課題を解決するにも様々な方法があり、それぞれのよさについて話合いを進めていきました。

研究協議会では、グループに分かれ、当日の授業や算数科の指導について話合いが行われました。



他校の先生方も交え、協議が進められました。後には、指導者の先生方からお話をいただきました。

全体会では、宇都宮大学准教授の先生より「数学的な見方・考え方を働かせるために」という演題で講話をいただきました。



平成32年度より新しい学習指導要領が実施となります。子ども達に求められている力(資質・能力)を育てる教育が求められております。

本研修で学んだことを日々の授業の中で生かしていけるよう努力していきます。