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かぬま教育研究の日「鹿沼市授業力向上事業 算数科研修会」

11月22日(金)本校を会場に「かぬま教育研究の日 鹿沼市授業力向上事業(算数科)研修会」が開催されました。

本校では、「子どもと創る算数授業~主体的・対話的で深い学びをめざして~」のテーマの基に授業力向上に努めております。

本日は、鹿沼市内の先生方約70名や宇都宮大学教職大学院生が来校し、1年4組、3年3組、6年2組が授業を公開しました。

1年4組は、「ひきざん」の学習を行いました。



「ひきざん」の計算方法について今まで学習した方法を使って考える内容です。

自分がどんな方法で計算しているのか、一生懸命にみんなに説明している1年生の姿が印象的でした。

3年3組は、「分数」の学習を行いました。



4分の3メートルのテープを実際に作ってみる活動を通して「4分の3メートル」と「4分の3」の違いについて学びました。

授業終末には、今日の授業で学んだことをダイジェストで振り返りながら、自分達の学びの足跡を確認していました。

6年2組は、「資料の調べ方」の学習を行いました。



児童にとって身近なリレーの選手を選ぶという課題に同じグループの友達と話合いを重ね、自分の意見を伝えたり、異なった意見に耳を傾けたりしていました。

既習内容のドットプロットや柱状グラフ等の統計データを活用し、自分達の意見をまとめていました。

1年生と3年生同様に授業の終末には、学習内容をダイジェストで振り返り、学んだことを確認していました。

授業後の子どもたちの振り返りには、「グラフや表を見るときは、見る視点によって意見が変わることがあるんだな。」「様々なデータを基に自分の意見を決めていきたい。」等、学んだことをきちんとまとめていました。

授業公開の後には、全体会、授業研究会を実施しました。




参観者が各ブロックに別れ、会場ごとに検討を重ねました。振り返りのポイントや各学年の授業の視点に沿ってご意見をいただきました。



今回の研修会は、宇都宮大学の先生方や鹿沼市教育委員会の先生方にご指導いただき進めてまいりました。

今後も、今回培った授業改善の視点を生かしながら日々の教育活動を進めてまいりたいと思います。