学校ニュース

6年生 算数「拡大図と縮図」

6年生が学年算数を行いました。

「拡大図と縮図」で学習したことを利用して、学校で一番高い「ヒマラヤスギ」の高さを測りました。



事前に子どもたちは、班ごとに作戦会議を行い、役割分担をして臨みました。



校庭で、分度器で使った高度計で目線からの角度を測り、木の根元からの距離を測って、縮図をかきます。そこから、実際の木の高さを計算で求めました。



その後、視聴覚室に移動し、建築士の山田さん、測量士の小磯さんから、活動の様子の講評をいただきました。また、それぞれのお仕事の紹介と、算数がどのように使われているかを話していただきました。



子どもたちの様子から、協力して取り組むことの大切さなどもお話がありました。次に、小磯さんに測定していただいた実際のヒマラヤスギの高さの発表がありました。「22.48m」が測定された高さでした。

そして、その高さに近い順に上位3班が山田さんより発表されました。いちばん近い班は、±4cmの違いでした。周りの子どもたちからも歓声が上がりました。

最後に、宇都宮大学の日野教授と内地留学生の渡部先生よりお話がありました。渡部先生からは、今回の学習が中学校でも学ぶことであること、実際に測定する活動はとても貴重であることというお話でした。



日野先生からは、測るということが大切な活動であること、その際どのくらいか検討をつけるとよいこと、算数がいろいろなところに使われていることなどのお話をいただきました。

子どもたちの振り返りからは、「算数が仕事や生活に使われていることを知って大切だと思った。」「建築士さんや測量士さんの仕事を知った。」「協力することで実際の木の高さに近い値を出すことができた。」など様々な感想が寄せられました。