学校ニュース

5年生 研究授業

1月23日(水)算数の研究授業が行われました。

今回は、5年生の「割合」の授業でした。

「30%引き」「2割増し」など、「割合」は、日常生活の中でもよく使われる考え方です。

しかし、子どもたちにとってはなかなか分かりにくい内容です。

今回は、5年3組で授業が行われました。

学習問題「Aさんは、おこづかいを30%増やしてもらいました。Bさんは、おこづかいを90%増やしてもらいました。増えた金額が多いのはどちらですか。」

この条件を見て、子どもたちはBさんの増えた金額が多いであろうという予想を立てました。

次に、増えた金額を教えてもらうと2人とも「900円」であったことが分かりました。

そこで、本時は、「割合が違うのに、どうして増えた金額が同じだったのか。」を考え、説明することをめあてとして授業を進めることになりました。

子ども達は、グループに分かれ、理由を考えます。



その中で、テープ図や線分図などを使いながら、説明を心がけていきます。

それぞれが考えたことを発表し合いながら、基にする量(基のおこづかいの金額)が違うので、割合の大きさだけでは、比べられないということに気づいていきました。

放課後は、授業研究会が行われ、参観者の協議の後、宇都宮大学の先生や鹿沼市教育委員会の指導主事の先生より講話や講評を頂き、これから求められる算数の授業づくりについて考える機会となりました。