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「板荷のアンバ様」に中学生がボランティアとして参加しました。

 板荷地区では、毎年3月の第1土・日曜日に、神輿が板荷全域を回り、悪病除け・家内安全を祈願する行事「アンバ様」が行われています。板荷のアンバ様は、江戸時代後期より150年以上も受け継がれている伝統行事で、鹿沼市重要無形文化財にも指定されています。
 今年も3月4日(土)5日(日)に開催されましたが、この祭典に板荷中の生徒も1,2年生を中心としてボランティアとして参加し、中学生は囃子方の一員として行事を盛り上げたり、旗持ちやお札、御神酒、お赤飯等を運ぶ役を担ったりしました。
 中学生は午前8時前に神輿が大杉神社として安置されている日枝神社に集合し、その後は2日間とも夕方遅くまで、大人の方と一緒に板荷全域を回りました。ボランティアとはいえ大変なことだろうと思います。参加した生徒はほんとうに立派だなあと感心してしまいます。
 この祭典に参加することで地域の方々との交流を深め、地域の生活や名跡に触れたり、伝統文化を継承する意義を感じたりしながら、郷土愛が一層育まれることを心から願っています。