学校ニュース

満開となった「ありがとうの木」

 人権週間が終わりました。「ありがとうの木」には、感謝のメッセージが載ったたくさんの花が咲きました。
 「ありがとうの木」の取組は小学校でよく行われていますが、本校のように小さいときから固定化された集団の中で学校生活を送ると、自分のそばに居る友達の存在も、友達の日頃の言動も「当たり前」となり、友達の良さに気付くことや、周囲に感謝の気持ちをもつことに鈍感になってしまうところがあります。このような実態から、中学校でもこうした取組を行う意義を感じるところです。
 「ありがとう」という言葉は自然に出てくるものなのでしょうが、それには、友達の良さを認めようとする積極的な気持ちを常にもち、感謝の気持ちを伝える体験等を積み重ねていかないと、なかなか自然に沸いてきません。感謝の気持ちをもてることが「人生の幸せ感をもてること」につながるのではないかと思います。これからも感謝の気持ちをたくさんもてる生徒、その気持ちを表すことのできる生徒に育っていってほしいと願っています。