学校ニュース

とちぎ未来大使「夢」講座を開催しました。

 7月13日(木) 『平成29年度とちぎ未来大使「夢」講座』を開催しました。これは、広く活躍する「とちぎ未来大使」を講師とし、自分の夢や目標を達成した過程を講話や実演、交流等を通して中学生に伝え、中学生に「夢」をもたせ、考えさせる機会を提供することを目的とした栃木県教育委員会の事業です。
 本校では、キャリア教育の一環とし、生徒が夏休みを前に将来の夢をもう一度描いて、それを実現させるために目標をもって充実した夏休みを送ってほしいという願いから、この事業の活用を決め、作家の水樹涼子さんを講師にお迎えすることにしました。
 講座は、校長が水樹さんの同級生ということもあり、校長との対談形式としました。対談の中で、水樹さんには「思い出(記憶)が人を作る」「著書『こだまを抱いて』に込められた思い」などを全校生徒の前でお話しいただきました。講座後の生徒の感想文には、板荷小中学校と同じ9年間クラス替えがないという環境で育った水樹さんの経験や気持ちに共感し、水樹さんが中学2年生の時に立志式の作文で書いた「今、ここに自分が存在しているということは、いつかきっと必要とされる証拠なのだ。」という言葉がとても印象に残ったということが多く書かれていました。作家になる夢を実現させた水樹さんのお話を聞いて、「夢」についてもう一度考えてみる良い機会になったのではないかと思います。