学校ニュース

2017年12月の記事一覧

1年生が「職業や生き方」について深く学びました。

 12月25日(月)終業式の前の3時間目、1年生の「総合的な学習の時間」において、3名のゲストをお招きして職業や生き方について深く学びました。

<ゲストティーチャーの紹介>
〇 藤田 義昭さん・・・・・・鹿沼市の生活を楽しくおもしろくしたいという思いから、自らカヌマ大学を創設されました。学長として、様々な分野で秀でている方や何かに熱中している方を講師とした授業を月1回程度開催するなど、市民のうるおいのある豊かな生活創りに貢献されています。
〇 森崎 礼子さん・・・・・・奈良県出身で、美術系の大学を卒業後に就職をしましたが、日光輪王寺の修復に携わったことをきっかけに、仲間3人で鹿沼市に仏像修理工房「三乗堂」を立ち上げました。現在、仏像修理師として文化財を後世に伝えるお仕事をされています。
〇 大橋 翔利さん・・・・・・現在、鹿沼市の消防署に勤務されています。鹿沼市が大好きで、鹿沼市民のためになる仕事に就きたいという強い思いから消防士になった方です。鹿沼市の成人式においては、消防士の仕事についてスピーチもされたそうです。

 「前向きに探し続ければ、いつか何かが必ず見つかる。」「損得や収入だけで職業を考えず、やりたいことを大切にする。それが自分の良さを伸ばすことになる。」「好きなことに熱中することでそれが得意になり、自信につながり、人生が楽しくなる。」等のお話をはじめ、「職業に対する考え方」「人生の生き方」についてたくさんのお話をしていただき、生徒ばかりでなく参観していた教員も深く感銘を受けました。年の瀬のお忙しい中御来校いただき、素晴らしいお話をお聞かせいただきましたことに心より感謝と御礼を申し上げます。
   
   

 
 
<生徒の感想より>
・「人のためになった」と実感したときが「やりがい」を感じるときであるということが、3人の方に共通していることがわかりました。
・「人とのかかわりや出会を大切にしてきて、今がある」ということが、3人の方に共通していることがわかりました。
・自分の得意なこと、好きなことを生かせる職業を見つけていくのが大切なことなんだと思いました。
・「失敗をしても、今の失敗は将来必ず生きる」という言葉にとても勇気をもらいました。
・「苦手なことがあっても、やり続ければ必ず克服できる」という言葉が印象に残りました。

生徒会活動「ペットボトルキャップ回収」

 鹿沼市では「もったいない運動」の一環としてペットボトルキャップ回収運動を実施していますが、本校でも生徒会活動としてこの運動に協力しています。
 12月26日(火)のリーダー研修終了後、生徒の代表が回収したキャップ約7000個を板荷コミュニティーセンターに届けてきました。コミュニティーセンターの所長さんのお話では、キャップ1720個がポリオワクチン1人分となり、これらは発展途上国に送られるそうです。ワクチンの数で言えば微々たる貢献かもしれませんが、世界の人々の命を一つでも多く救うことにつながっているととらえれば、大きく貢献している言っても過言ではないと思います。今後もこのような地道な活動でも大切にできる生徒会であってほしいと思います。
   

平成29年度リーダー研修会を実施しました。

 冬休み初日の12月26日(火)に、生徒会役員と1,2年の学級委員によるリーダー研修会が行われました。生徒会担当者のコーディネートの下、まず、生徒達は「真のリーダーに求められるもの、必要なことはどのようなものか」や「リーダーシップ面からの自分の良さや課題は何なのか」等について理解し、自己の課題についての自覚を深めました。研修の後半は、話合いを通して、板荷中学校や板荷中生徒会の良さや課題を出し合い、これから取り組むべきことなどを確認し合いました。
 3年生もあと3ヶ月で卒業してしまいます。今日のリーダー研修会を生かし、3学期から1,2年生を中心に、生徒だれもが仲良く楽しく送れる学校生活の実現を目指し、ますます素晴らしい学校、みんなに誇れる学校になるよう、がんばってほしいと思います。
           

2学期終業式

 12月25日(月)に「2学期終業式」並びに「表彰伝達」を行いました。

1.表彰伝達
 
各種大会やコンクールで生徒が獲得したたくさんの表彰状を伝達しました。2学期の生徒の頑張りをあらためて確認することができました。
   

2.終業式学校長式辞概要
   3年生は最上級生として大変よく活躍した。行事が多い2学期は、準備時間があまりとれずに、ぶっつけ本番的な行事もあったが、そんな時でも3年生がうまく後輩をリードしながら行事を見事に成功に導いてくれた。ほんとうに頼りになる3年生だった。
 2年生は中堅学年として、10月から3年生の後を継いで、様々な場面で活躍してくれた。3学期以降もますますリーダーシップを発揮して頑張ってほしい。
 1年生はすっかり中学生らしくなり、しっかりとした生活を心がけていた。3学期はいよいよ1年生の本領を発揮する時期となったので、失敗を恐れずに何事にも積極的にチャレンジしてほしい。
 2学期は地域と関わる行事がたくさんあったが、どの行事においてもみんなの頑張りや存在が、地域の様々な人々に笑顔と感動をもたらした。周囲の多くの人から認められ、感謝されているみんなは、だれもがかけがえのない大切な存在であり、そんな自分に自信をもってこれからも活躍してほしい。

3.生徒意見発表概要
          
〇 1年Kさん・・・「家庭で行う課題を忘れずできるようになった。言葉遣いや礼儀もしっかりできるように心がけた。3学期は授業へ集中することや、責任をもって係の仕事を果たすことなどに気をつけたい。」
〇 2年Wさん・・・「2学期の反省は、勉強を頑張れなかったことと授業によく集中できなこったこと。3学期は勉強を頑張ること、部活動で県大会目指し頑張ること、立志式を機に自分で考え行動できるようになることを目指したい。」
〇 3年Wさん・・・「2学期はどの行事も3年生が中心となって準備を進めたので、全てが楽しく思い出に残った。冬休みは受験に向かってしっかりと勉強したい。3年生全員の志望校合格を祈りながら、自分も悔いが残らないように頑張りたい。」

4.生徒会からの連絡
(1)生徒会執行部及び各種委員会から
 まず、執行部から生徒会の冬休み目標が発表され、それを受けて、各種委員会から特に頑張ってほしいことや注意事項などが述べられました。生徒が自分たちで決めたスローガンを守り、充実した冬休みになることを期待しています。
   

(2)POP展優秀作品の表彰

   図書広報委員会より、POP展優秀作品3名に賞状と記念品が贈られました。
                   〔  POP大賞 〕                                                  〔 POP準大賞 〕          
   
               
   

          〔 POP第3位 〕

地域の皆様、保護者の皆様の1年間の御協力に感謝申し上げます。

 平成29年もあと10日ほどで幕を閉じようとしています。
 地域の皆様のおかげで、今年も板荷中では「地域とともに歩む学校づくり」をモットーに、充実した教育活動を展開することができました。生徒は、地域社会の中で様々な人たちと関わり合うことで、社会に出た時に必要な資質・能力を身に付けていきます。こうしたことは教室の机上では学ぶことのできないものです。また、地域を誇りに思い、地域の人々に支えられていること、生かされていることを実感し、自分も地域社会の一員であることを自覚することで自己有用感・自己存在感が高まり、それが生きる力の源になっていきます。
 あらためて地域の皆様、保護者の皆様、関係各位の御支援・御協力に心から感謝申し上げます。


~ 学校だより12月号より 「地域やPTAと関わった教育活動を振り返る」 ~

 本校では、以下の3つの視点から、「地域社会との関わり」を充実させる取組を行っています。
 ① 地域に残された伝統・文化や行事等を継承していこうとする意欲を高める活動〔地域行事への参加〕
 ② 地域の一員としての自覚をもち、積極的に地域に貢献しようとする意欲を高める活動〔地域貢献・勤労奉仕活動〕
 ③ 地域の様々な人々との交流を通し、人の素晴らしさや生き方について考えを深める活動〔交流活動〕