学校ニュース

1年生 自然生活体験学習 後半(3・4組)を実施しました

 11月9日(火)、後半組として3・4組の自然生活体験学習を実施しました。昨日の穏やかな天候とは異なり、本日は朝から雨が降っていましたが、雨にも負けないくらいのパワーで1年生は体験活動に取り組むことができました。

 『間伐体験』は雨のため講師によるチェーンソーでの伐採作業は中止となりましたが、前日の1・2組が伐採しておいた原木の枝を、鋸(のこぎり)や鉈(なた)を使って切り落としたり、キャンプファイヤー用の薪の長さに切断したりしました。野外炊事場の屋根の下での作業となりましたが、慣れない手つきで鋸や鉈を使い、各班で役割を分担し、コミュニケーションを取りながら活動することができました。活動後の片付けや清掃もいつもの学校生活と同様、一人一人が一生懸命に取り組むことができました。

 『非常食づくり』では、まず、薪を細かくする作業から始めました。雨天で湿度も高いため、太い薪ではなかなか火がつかないことから、薪を短く、細く切ったり割ったりしました。その後は、かまどとU字溝を使って火起こしをしました。後半組も前半組と同様、なかなか火を着けることができずにいましたが、センター職員の皆様の協力により、すべての班が飯盒炊飯を成功させることができました。自分で炊き上げたご飯は余程おいしかったのか、今日も残食はほとんどありませんでした。

 体験活動終了後は、グループ毎に活動のふり返りを行いました。しおりのふり返りと自己評価を各自で記入した後に、1日の反省や感想、学んだことをグループ内で発表しました。「いろいろなことに協力できた」「責任をもって準備係の活動ができた」「雨だったけれど思い出に残る行事になった」など、様々な感想や意見が述べられていました。人前で意見を述べること、人の意見を聞いて考えを深めることはとても大切なことになります。1年生もこのような活動を繰り返しているため、だんだんと慣れてきている様子が見られました。

 今回の自然生活体験学習では【WE LOVE NATURE『協力』・『責任』・『信頼』~楽しい思い出をつくろう~】のスローガンのもと、計画を立てたり、役割分担のための話し合いをしたり、体験活動を行ったりしてきました。特に『信頼』については、今後も『周囲から信頼される行動とは何か?』を意識した生活を送ってほしいと思います。この自然生活体験学習で、1年生はさらなる成長へのヒントが得られたのではないかと思います。1年生としての中学校生活もあと4ヶ月程度。『これからも頑張れ!! 1年生』