学校ニュース

6月23日(水) 家庭教育学級 開級式

 令和3年度の家庭教育学級の開級式を無事開催し、これから4回の講座を開いていきます。
 開級式では、鹿沼市からお二人の担当の方、そして、PTA会長様から、ご挨拶をいただきました。
 早速、第1回目の講座を開きました。「思いやりの心を育てる家庭のあり方」をテーマに、学校長が講師となって、子育てについてじっくり考える時間を設けました。「バースデーライン」でグルーピングしてから、3つの演習を行いました。どの演習も時間が足りないほどたくさんの意見が交わされ、満たされた時間が流れました。本日のゴール「子どもたちに向けるまなざし、かける言葉を考えて、明日からの子育てに生かす。」ことに大いに近づいたように思います。

 ご出席くださった家庭教育学級生の皆様、大変お世話になりました。

 

 

 

 

振り返り(シェアリング)を一部紹介します。

・最近では、ほめることが少なくなっているのではないかと、子育てをふりかえるよい機会となりました。また、皆様とお話ができて、皆、悩みながら子育てをしていることを知り、気持ちが軽くなったと思います。私も子育てで「成功体験」をなるべくさせてあげ、自信をつけさせてあげたいと日々考えています。これからは、できることを共に探し、できたことを認めて、共感していきたいと思います。

・子どもから何か質問を受けたときは、「子どもの気持ちに気づく、寄り添う」きっかけをもらったと思って、しっかり話を聞いてあげたいと思いました。正しいことだけを言うのではなく、自分のだめな体験なども話すことで、「お母さんにもそんなときがあったんだ、自分も大丈夫。」と思ってもらえたらいいなと思います。これからも子どもの心に寄り添って話をしていきたいと思います。

・親の私は、つい子どもができないことに目がいきがちで、声掛けもガミガミ言ってしまうことが多くて、毎日、自分で自分が嫌になってしまいます。けれど、今回の講座で、もっと子どものことをほめて、共感して、良いところを伸ばしていけたらと思いました。毎日の子育てで、「メッセージ」をずっと送り続けていくことは、本当に大切だなと思いました。

・子どもの何気ない会話でも、気持ちを込めて表情豊かに聞いてあげること。つい大人の意見を話してばかりになってしまうけれど、子どもの話を8割聞いて、2割返すくらいでよいのかもしれないと思いました。よーくよーく聞いて道をそれたら全力で叱ろうと思います。