10月2日(水) 研究授業、授業研究会

本校では、国語科の学力向上事業モデル校(鹿沼市)として、授業力向上を目指して全職員で研修に励んでいます。
 お二人の先生を指導者として招聘し、今年度2回目の研究授業、授業研究会を行いました。今回の研究授業は、3年2組と6年1組で行いました。

 

3年生の単元名は、「食べ物のへんしんブックで食べ物のひみつを教えよう」~すがたをかえる大豆・食べ物のひみつを教えます~です。本時は、「分かりやすく伝えるために、食品を選んだり順番を考えたりしよう。」をねらいにして、ピラミッドチャートという思考ツールを使いながら、自分の考えを整理し、読み手を意識した分かりやすい文章構成について話し合いました。
 

 

 6年生の単元名は、「よりよい鹿沼市にするための説得力のある意見文を書き、市長さんに伝えよう」です。本時は、12時間の単元の導入でした。「皆さんは鹿沼市が好きですか?」「では、もっと素敵な鹿沼市にするために、意見文を書いて市長さんに届けましょう!」という担任からの投げかけから始まり、説得力のある意見文を書く工夫について話し合いました。
 

 

 どちらの学級でも、あっという間に45分が過ぎてしまうほど、児童は夢中になって授業にのぞんでいました。「へんしんブックを作ってみどり小の児童や先生に見てもらいたい!」「よりよい鹿沼市にするために、意見文を書いて鹿沼市長さんに伝えたい!」という目的意識、相手意識をもって授業を展開していることが、児童の主体的な学びへとつながっていることを、授業研究会で確認することができました。