学校ニュース

トップアスリートに学ぶ試合のための栄養戦略

 今日は日本スポーツ協会 公認栄養士
 順天堂大学スポーツ健康科学部 協力研究員
 でいらっしゃる 鈴木 いづみ 先生に御講演をいただきました。
 今年度本校は鹿沼市の学校保健会の事務局になってます。市の職業訓練センターで研修会を主催しました。
 何と総数101名の方々に参加していただき、実に実りのある深い学びのある研修会となりました。
 例えば 朝食(炭水化物)の大切さですが、朝食をとっていなくても、朝学校へ歩いてくるエネルギーは筋肉に蓄えられるグリコーゲンで代用できますが、脳のエネルギー(思考する力)は肝臓に蓄えられるグリコーゲンでしか、まかなえないと言うことです。
 つまり、朝食(炭水化物)抜きでは「考えること」が十分にできないというのはそのためです。
 また、大腸の調子を整えるには、大腸に存在する善玉菌のえさになる食物繊維を良くとること、ヨーグルトの優れた菌は胃液で一度死んでしまうことがあっても、その死がいを大腸の善玉菌はえさにすること
 など、実践的なアスリートのための食事法だけでなく、たくさんの有意義なお話をいただきました。
 参加者には保護者の方々もたくさんいらっしゃり、運動と食の関連に深い関心があることを実感することができました。
 

 
 飲料水を選ぶ際は、疲労回復に役立つビタミンB1が入っているものを選ぶなど裏の表示もしっかり確認することが大切です。