暑い昼下がり

 まず、問題です。
1 下の写真の施設はなんというでしょう。
2 中には何がはいっているでしょう。
 答えはのちほど 

 例年の梅雨明けは7月20日前後ですが、今年の梅雨は1学期の終業式7月31日までには明けませんでした。結局、関東地方の梅雨が明けたのは8月1日でした。雨や曇りの日が多く、7月の下旬ころには「早く梅雨が明けないかな」と思っていました。しかし、今日の正午すぎに外に出て、「1学期のうちに梅雨が明けなくてよかった。」と思いました。
 そう思ったのは上の写真の施設が関係あります。正午過ぎ、今日のHPのネタを見つけようと外に出てみました。そして、最初に思ったことが「暑い」ということでした。そこで写真の施設(答え1)百葉箱(ひゃくようばこ)に行って、中をのぞいてみました。中には(答え2)温度計と気圧計が入っていました。百葉箱は地面から高い位置にあり、風通しがよく、日光の陽射しもさえぎるので正確な温度(気温)を図ることができます。温度計の温度は気温33度を示していました。そこで体感する温度を測ろうと黒球式熱中症指数計をセットしてみました。周囲温度は37.1度、WBGT(暑さ指数)は31.8度で「危険」(原則運動禁止)を示していました。
 
 「梅雨明けが遅くなってよかった」と思ったのは、梅雨の最中では熱中症の危険が少なくてすんだと思ったからでした。本格的な夏になりました。前述のように天気予報で発表される気温よりも、日射のもとでの温度はもっと高いです。みなさんも熱中症に十分ご注意ください。