5年ふるさと森林学習
5月23日、5年生がふるさと森林学習を実施しました。
市バスで、21世紀林業創造の森に行きました。
粟野小学校建築の際に使用された木材が切り出された山を見学しました。
21世紀林業創造の森の山中さん、大塚さんから説明を聞きました。
《見学のようす》
左上の写真は、植樹した木が鹿によって傷つけられてしまい枯れてしまったものです。
右上の写真は、植樹した木を鹿から守っているネットです。
山には鹿などの動物がおり、野生の動物から木を守っています。
山では人間と動物がうまくやっていくことが大切だと話してくれました。
また、このあたりの木のほとんどが「スギ」や「ヒノキ」などの人工林だそうです。
昔、ここにたくさん植樹した木が大きくなっているそうです。
昔の方々の思いが詰まった山ですね。
上の写真は、実際に粟野小の建築に使用した木材があった場所です。
平成23年、24年に伐採したそうです。目の前の小さな杉の木はその年に植樹したものだそうです。
5年生の児童と同じ年齢の杉ですね。
「そこに見える木の高さは、どのくらいあると思う?」の質問に「10m」と多くの児童が答えました。
木の高さを木の棒だけではかっています。
腕の長さと棒の長さは同じです。棒の先端と測りたい木の先端が一致するところまで移動します。
移動したところから木までの距離を測ります。
(移動したところから木までの距離)=(木の高さ)になります。(高さは9mでした)
直角二等辺三角形の相似を利用したものですが、小学生にはちょっと難しかったようです。
次に、21世紀林業創造の森に行き、林業機械体験をしました。
《活動体験のようす》
木材を運ぶ「フォワーダ」を操作しました。
初めての体験ですが、レバーやペダル(足)を使って上手に運んでいました。
少し高いところでの作業でしたが、「楽しかった」という児童が多かったです。
木材をつかんで運ぶ「グラップル」を操作しました。
木材をつかんで、もう一つの木材の上に立てています。
細かい動きもできるため、操作が難しかったようでした。
チェーンソーです。担任の先生が切っているようすです。
21世紀林業創造の森の方のご協力により、貴重な体験ができました。ありがとうございました。
栃木県鹿沼市口粟野802
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