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双体道祖神巡り

道祖神(どうそじん)は、集落のさかいや村の境界、分かれ道などにまつられた石像のことで、全国に広く分布しています。その中でも、一部の地域で男女二体が彫られた双体道祖神(そうたいどうそじん)と呼ばれるタイプが知られています。県内では15体ほどしか確認されていませんが、そのうちの8体が粕尾地区に集中しています。粕尾小に赴任する前から気になっていたのですが、「花と芸術の街・あわの実行委員会」からお誘いをいただき、3月5日(土)に実施された「双体道祖神巡り」に参加してきました。

総勢16名。ガイドは本校の校歌の作詞者でもある駒場一男 様です。

1田端 県道を広げる際に高台に移されたそうです。

2半縄① 旧道を見下ろす位置にありました。 

3半縄② 橋から粕尾川沿いの旧道にありました。

4細尾 やはり粕尾川沿いの岩のほこらの中にありました。

5栃原 道から粕尾川を伝って行ったところにありました。 

6馬置 旧道の山林内にありました。

損傷していることもあり、粕尾の双体道祖神をアピールするためにオブジェとして新しく彫った物が休憩スペースに置かれています。案内してくださった駒場様が粟野町役場に勤務されていたころに手がけた思い出に残る事業だそうです。

7赤石河原 粕尾川が蛇行した岩の壁面にありました。

8加戸笠丸 残念ながら2年前の台風19号で斜面が崩れて、道祖神も流されてしまったそうです。

入り口の標柱も倒れたままになっていました。

この階段の先にあったそうなのですが・・・

今では案内板だけが残されています。