天秤の左右の腕の「力（重さ）×距離」が同じになると釣り合います。そのことを利用して「洗濯物干しが傾かないように干すこつ」について考えました。「重そうな物は外側で軽そうな物は内側に干す」とか「同じ重さの物を支点から同じ距離に干す」など予想したことを、実際に洗濯物を干しながら検証していきます。「洗濯物の重さを量ろう」という意見がある中、「いちいち量りながら干さないよ」という反論もあり、理科と日常生活を横断的に考えていることがうかがえました。支点から数えて右１の位置に干したズボンと左５の位置に干したハンカチが釣り合っていることから、ハンカチはズボンの５倍の重さがあると推論したり、実験用てこを使って洗濯物干しの状態を再現し、複数位置におもりを下げたときの釣り合いの決まりを見つけたりと、自分たちの発想を十分に生かして活動していました。洗濯物干しを科学的に検証する、こんな学びが展開できるのも本校らしさの一つだと思います。

鹿沼市交通政策係の担当の方と加園駐在所の警察官の方を講師に迎え、親子自転車安全教室を行いました。基本的な約束事を確認した後は実地練習です。合い言葉「ぶたはしゃべる（意味は調べてみてください）」を基に、乗り出す前の点検もしっかりとできました。気軽に乗れて便利な自転車だからこそ、大人も子供も安全第一で利用したいですね。

サツマイモ畑の草むしりを行いました。来年またたくさんのサツマイモが収穫できるよう、春まで土を休ませます。防草シートを敷くのは子供たちだけでは難しく、先生たちが仕上げてくれました。ありがとうございました。

加蘇地区小中学校がそれぞれ行っていた学習発表会と文化祭を統合した合同文化祭を開催しました。各学年・学級による工夫を凝らしたステージ発表や作品展示を通して、大きな達成感が得られたと思います。中学生が主体的に活躍する姿を見て、さすが中学生だと感心したり目標にしたりすることもできました。地域の皆さんからも芸術作品や創作作品を出品していただき、大変ありがとうございました。子供たちにとっても学校にとっても、確実に自己ベストを更新できたと思います。これからも加蘇地区の子供たちを、加蘇地区総ぐるみで育てていただければ幸いです。

一人一人の声は、大きさも高さも違います。出やすいときもあれば出にくいときもあります。さっきまで出ていたのに出なくなるときや、いつもは出ないのに出るようになるときがあります。どうしても出したくないときもあれば、どうしても出てしまうときもあります。一人一人が今出せる一番の「声」を合わせて一つの音楽をつくることは、加園小学校が目指す学校の姿に重なって感じられました。※子供たちが歌っている写真は、リハーサル室での直前練習の様子です。

【１年生・２年生】１年生は国語です。自動車などの絵とともに「じどうし○」などと書かれた絵カードと「ゃゅょ」と書かれた文字カードを神経衰弱ゲームのように組み合わせて取るゲームをしています。中には初見の物の名前もありましたが、それらを覚える学習と一石二鳥になっていました。２年生は算数です。かけ算で表すことができるシチュエーションを教室内で探します。先生は式にできればOKだと思っていたようですが、想定を超え、子供たちは板書の例示にあるような「１台に３人ずつ４台分で１２人」のような文で表したいと張り切っていました。

【３・４年生】図工です。３年生は紙版画、４年生は木版画を制作していました。インクをつけ、紙を乗せ、バレンでこすります。紙を持ち上げるときのワクワク感がたまりません。友達同士で助け合いながら、終始和やかに活動していました。ただし、手が大変なことになっていましたが･･･。

【５年生・６年生】５年生は国語です。古典を読んで気づいたことや感じたことを表現します。板書を見ると「漢字の漢の由来」や「中国、韓国の正式な国名」について学習した形跡があります。深い学びにつながる横断的な学習の一つですね。それにしても板書の字のきれいさには感服しました。６年生は理科です。水溶液の性質について学習したことを生かし、未知の５つの水溶液を特定します。各自でまとめた「水溶液図鑑」を見ながら、どのような実験をして、どうなれば、何だと言えるか、ということを相談し、実験計画を立案していました。

校舎３階にお試しでプレイコーナーを設置しました。みんなで、短時間で遊べるゲームやブロック、知育玩具などがおいてあります。ちょっとした時間に集まって、学年を超え、誰もが分け隔てなくわいわいガヤガヤできるオアシスになってくれたらうれしいです。様子を見ながら、よりよい環境に整えていこうと思います。

１１月１日（土）に開催される加蘇地区小中合同文化祭のリハーサルを、会場である加蘇中学校体育館で行いました。本校の体育館とは造りが違うため、出入りの仕方やステージ上での動き方を確認します。多少不安もありましたが、子供たちはすぐに順応し、対応力の高さがうかがえました。本番も楽しみですね。

今年４月からの半年間で、本ホームページは１日平均５５０回以上閲覧していただいており、総閲覧数が１３０万回を突破しました。今後も学校生活のちょっとした出来事をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

１０月１５日（水）～１１月２８日（金）は、わくわく読書月間です。読んだ冊数に応じてスタンプがもらえる読書スタンプラリーを開催しています。早々に１枚目のスタンプカードが終了する子供たちもいるようです。他にも、校長、教頭、養護教諭による読み聞かせや、読み聞かせと献立がコラボしたお話給食などのイベントが開催されます。子供たちを見習って、私たち大人もスマホやタブレットから目を離し、少しの時間でも本を読む時間をつくりたいものです。

１１月１日（土）に加蘇中学校にて加蘇地区小中合同文化祭が開催されます。加園小学校は、学習成果の発表と全校合唱を披露し、図工作品と人権標語を出品します。準備や練習も最終段階に入ってきました。３・４年生は発表内容について鹿沼自然観察会の先生方からアドバイスをいただきました。１・２年生は、まさに１・２年生らしさ満載の発表に仕上がってきたようです。

小規模校らしさを生かした異年齢交流は、本校最大の強みです。外遊びがしやすい気候となり、元気いっぱい走り回る子供たちの姿がありました。下学年を気遣って遊ぶ中で、上学年のリーダーシップも育っていくはずです。

だいぶ涼しくなってきましたが、きらきらの木には可憐な花が咲き始めました。教室にも苗木が育ち始め、そちらは小さな実がなり始めています。３・４年生は合唱の練習中でした。

R7 10月学校だよりを公開しました。是非ご覧ください。

１０月３１日の鹿沼市小中合同音楽会に向けての全体練習が始まりました。今年度の演目は「マイ・バラード」です。少数精鋭ではありますが、当日までできることを精一杯やっていきたいと思います。

鹿沼警察署と鹿沼消防署、文化活動交流館の３か所は共通の見学場所で、３年生はスーパーマーケット、４年生は環境クリーンセンターを見学しました。本校の子供たちは、校外学習の時や外部講師を招いた授業の時、意欲的に観察活動や体験活動をしたり、積極的に質問や感想を述べたりするので、いつもお褒めの言葉をいただいています。「こんな熱心な子供たちは初めてだ」と最大級の賛辞をいただくこともあります。自慢の子供たちです。

もう、そんな季節です。

子供たちが掘ったサツマイモがサツマイモ汁として給食で提供されました。いつも以上に甘く、おいしく感じられました。それぞれの家庭でも焼き芋になったり煮物になったりと、工夫して調理されたとのことです。

下久我自治会長様の案内で、加蘇地区の文化財巡りを行いました。マンガン鋼が産出された加蘇鉱山跡、地域の民話「河五郎渡土」の舞台となった神楽橋、由緒正しき加蘇山神社、そして久我城跡と、自分たちが住んでいる地域の歴史に思いを馳せながらの学び多い活動となりました。探究・研究の成果は11月1日（土）に開催される加蘇地区小中合同文化祭で発表します。ご期待ください。

令和７年度の後期がスタートしました。前期同様「強みを生かして、自己ベスト更新を目指す」をスローガンに、一人一人が大活躍する、活気ある加園小学校をみんなでつくっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。