学校ニュース

修了式

3月22日(金)

令和5年度最後の今日、修了式を行いました。

式の始めに、代表児童の4名が、この一年間頑張ってきたことや成長したことについて発表しました。

その後、私からは1年の終わりにあたり、「節目」をテーマに話をしました。

【以下講話の概要】

通常「ふしめ」と読みますが、「せつもく」という読み方をすることがあるそうです。「せつもく」とは、「ふしめ」よりも細かな区切りのことを言うそうです。

今から5年半くらい前の2017年、平成29年11月21日に当時15歳だった藤井聡太さんが公式戦通算50勝を達成したときに、50勝の区切りのことを「ふしめ」と言わずに「せつもく」という表現をしたそうです。

おそらくこの時、藤井さんはもっともっと上を目指していたからこそ、大きな区切りを表す「ふしめ」でなく、小さな区切りを表す「せつもく」と言ったのだと思います。

藤井聡太さんは、その後も数々の最年少記録を塗り替え、21歳になった現在は、史上初の八冠を独占する実力の持ち主です。向かうところ敵無しの藤井さんですが、インタビューでは、いつも謙虚に、もっと上を目指したいという内容の発言をしています。

今日修了式を迎えた児童の皆さんは、小学校6年間の中の小さな区切りである学年を修了し、「せつもく」を迎えただけであり、4月には、新しい学年がスタートします。

今年以上に成長できるよう、さらに上を目指し、大きな夢と希望をもって新学期が迎えられるように春休みの間に準備をしてほしいと思います。

 

修了式の後には、児童指導主任が春休みの過ごし方について指導を行いました。

保護者の皆様や地域の皆様には、この一年間大変お世話になりました。ありがとうございました。