学校ニュース

星野遺跡地層たんけん館

 6年生は昨日、理科の学習の一環として栃木市星野にある「星野遺跡地層たんけん館」に見学に行きました。
 
 栃木市の教育委員会の学芸員の方が案内してくださいました。はじめに、縄文時代の星野遺跡の石器などの資料やたて穴住居を見学し、社会科の学習を行いました。昨年度学習した社会の歴史の授業を思い出したことでしょう。続いて地層たんけん館を見学しました。地上から約10m下の地層を見ることができます。10m下の地層は約10万年前のものだそうで、ここの地層では1年あたり0.1mm堆積する計算になるそうです。地層の中には浅間山、赤城山が噴火した際の火山灰や軽石だけでなく、富山県の立山や鹿児島県の姶良(あいら)から運ばれてきた火山灰も見られるそうで驚きです。
 

 人間の一生なんてたかだか100年程度、人の歴史は約5000年ほどですが、ここの地層が10万年前、人類の登場から約500万年、日本列島誕生から約3000万年、生命の誕生から約35億年、地球の誕生から46億年、宇宙の誕生から約138億年。(記述した年数には諸説あります。)悠久の時の流れが感じられます。情報があふれ情報に踊らされ時の流れが非常に速く感じられる現在、ゆったりとした気持ちで過ごしたいものですね。