学校ニュース

1年生研究授業

 昨日7日の2時間目に1年生は算数の研究授業を行いました。内容は「たしざん~3+9の計算のしかたを考えよう」でした。くりあがりのある計算(1の位同士を足したときに10を超える計算)では、前か後ろの数字のどちらかを分解して10にしてから計算します。
 今回の課題は3+9ですから、前の数字3を1と2に分解して1を9に足して10を作り、次に残った2を10に足して12とします。または、後ろの数字9を7と2に分解して7を3に足して10を作り、次に残った2を10に足して12とします。このように数字を分解して足し算することを「さくらんぼ計算」といいます。もとの数字を分解した形が、柄(え)についているさくらんぼに見えることからそう呼ばれています。                   
            
 1年生は授業の中で課題の3+9の計算の仕方をよく考え、自分のやりかたを説明していました。これからの小学校算数の基礎となっていくところです。すぐに計算できるようになるには、10になる数字の組み合わせをすぐに言える様にしておくことです。これは1年生だけでなく他の学年でも同じです。1と9、2と8、3と7、4と6、5と5、6と4、7と3、8と2、9と1を素早く言える様にしておきましょう。お家でこの組み合わせの問題をクイズようにしてお子さんに出してあげるのもいいですね。