学校ニュース

避難訓練(地震・知らせない訓練)

 本日、今年度2回目となる、地震が起きた際の避難訓練を実施しました。「第3次学校安全の推進に関する計画」(令和4年・文部科学省)には、余震が続く、停電が発生するなどといった、現実的な災害発生を想定した訓練や、児童がどこにいても自分の身を守ることができるよう、これまでに身に付けた力を発揮し行動する場として行う訓練の必要性が述べられています。

 4月に実施した地震が起きた際の避難訓練では、年度当初であることから、火災も発生したという想定で、避難の基本的な動きを確認しました。今回は、事前に地震発生時の身の守り方を指導した上で、いつ避難訓練を行うのかは知らせない訓練を行うことにしました。

 業間の時間に、前震が起きます。緊急地震速報が鳴りました。実際と違い、揺れはないのですが、音に気付いた児童が遊びをやめ、しゃがみました。それに気付いた他の児童も、同じようにしゃがみました。図書室にいた児童も、安全な机の下で身を守ります。

  これが訓練であることを知らせる放送の後、子供たちは、教室に戻り、普段通り、3校時目の授業が始まりました。すると、本震が起こり、再び、緊急地震速報が鳴ります。子供たちは、指示がなくても、速やかに机の下に入って身を守りました。 

 火災が発生しておらず、移動中に余震が起こる可能性が考えられることから、校庭に避難せず、耐震化された校舎内にとどまる方が安全と判断しましたが、停電が発生し、校内放送が使えません。(という想定で訓練を進めます。)

 職員室にいる職員が、各階に出向き、教室にとどまることを知らせ、人員確認を行いました。

 ここまでが今日の訓練です。訓練後、うまくできたこと、困ったこと、改善した方がいいことなどを各学級で振り返りました。

  揺れの大きさ、天候、火災の発生の有無など、様々な状況が考えられますが、一人ひとりが、どんな時でも、安全に身を守る判断ができるよう、避難訓練の経験を生かして行ってほしいと願っています。

 今日から、6年生の卒業アルバム写真撮影が始まりました。少しずつ、季節が移っていくことを感じさせられます。

 学校のリーダーとして活躍している6年生は、先日のあいさつ運動でがんばった下級生に、すてきなプレゼントを贈っていました。

 地域の方からお届けいただいた花も...

   図書室のディスプレイも...

  すっかり 秋が来たのだということに気付かせてくれます。