日誌

おすすめの本より⑮

Q:どうしていじめはなくならないの?
A:いじめをする人は心の弱い人間なんだよ
解説:「他人に依存する弱い人間の心にある」
 いじめは、いじめられている人よりも、いじめている人の方が、その後の人生で辛い思いをする人が多いんだ。その理由は、いじめている人は、いじめられている人・・・つまり支配している人を失うことによって、自分自身の社会での居場所も失ってしまうんだ。その結果、心も不安定になってしまうんだ。
 いじめは心が弱い人間がすることだよ。社会倫理学者のエーリヒ・フロ厶は、いじめの正体は「他人に依存する弱い人間の心にある」と考えていたんだよ。弱い心があるとリーダーシップのある人について行きたいと思うんだね。リーダーについて行きたいと思う人が増えると集団ができる。集団ができると、最初はリーダーについて行きたい・・・と思っていただけの人たちが、自分よりも弱い人間の攻撃がはじめるんだ。これがいじめの正体だよ。いじめなんかする暗い人生は情けないよね。