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初午献立

「初午」とは、「2月の最初の午の日」のことです。栃木県を代表する郷土料理「しもつかれ」は、初午の日に赤飯と共に稲荷神社にお供えし、商売繁盛や五穀豊穣を祈ります。今年の初午は2月12日でした。昨日、しもつかれと赤飯を食べたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今日は「初午献立」として給食でもしもつかれと赤飯が登場しました。

赤飯、牛乳、しもつかれ、すき焼き煮、クリーム大福

最大6名の調理員さんが鬼おろしを使って、約600食分の大根36kg、にんじん6.5kgを全て手作業ですりおろしてくれました。

作る時間に限りがある給食では、水煮大豆や鮭の角切りを使用します。

また、酒粕は控えめにして食べやすい味付けにしてあります。

 

給食時間には、鬼おろしの紹介と調理員さんが実際に鬼おろしを使っている写真や動画を見ながら、給食のしもつかれが出来るまでを説明しました。

全て手作業ですりおろしていることを説明すると、子どもたちからは「(おろすスピードが)早い!すごい!」、「腕が痛くなりそう。」、「ありがたいね。」など様々な感想が聞こえてきました。

家のしもつかれは苦手でも、給食のしもつかれは食べられる児童が多いのも給食のしもつかれの特徴です。今日の給食でも、お皿にたっぷりとよそられたしもつかれを食べる児童もみられました。

家庭で作る家が少なくなってきている中、給食のしもつかれは郷土料理に触れる貴重な機会にもなっています。