4年生 算数4 わり算の筆算①その1

 4年生のみなさんへ、元気で勉強がんばっていますか?4年生では、「たし算」「ひき算」「かけ算」「わり算」の「ひっ算四天王」のボス、「わり算」が出てきます。むずかしいかもしれませんが、ボスですから仕方ないですね。

 まずは、ノートなどに下の式と筆算を書いてみてください。

 かんのいい人は、出てきた数字などで、どこに何をかいて、どんな計算をしているか、想像できるかもしれません。じつは、筆算のためには「順番」が大切です。筆算のやり方を順番に見ていきましょう。

 

95÷5の中で、大きい位の数字9を5でわります。

ここで答えの1を、十の位の数字9の上に書きます。(立てる)。


立てた1とわる数の5をかけ算します。答えは十の位の数9の下に書きます。(かける)


十の位の数9と5を引き算して、横線を引いてから答えを下に書きます。(ひく)

わられる数の一の位の数字である5を、十の位の数字である4のとなりに下ろしてきます。(おろす)

次に、おりてきてできた45を、わる数である5でわります。

45÷5の答え(商)である9を、上の1のとなりに書きます。(立てる)

立てた9とわる数5をかけて、9×5=45。下ろしてきてできた45の下にかけ算の答え45を書きます。(かける)

45と45で同じになるので、引き算をすると0になります。(ひく)

 引き算の答え0を書けば、「あまり0」ということになり、わり切れたことになります。(おろすものはありません)

 最後に筆算のしくみと、計算のしかたのまとめを見てみましょう。

 

 わり算の筆算はこんなしくみになっています。ポイントもおぼえておいてください。

なれると、どんどん進めることができるようになります。みなさんのけんとうをいのります。


 たて・かけ・引く・おろす がポイントです。
 おぼえてね。