学校ニュース

心に刻む日

10年前の今日、東日本大震災がありました。

何があったのか、今どうなっているのか、これからどうしていくのか、

様々な教訓も含めて、改めて、心にしっかりと刻んでいく日です。

3・11、昨年度は「コロナウイルス感染症拡大防止対策による臨時休業」になり、

一昨年度、さらにその前年は「土・日の週休日」でした。

3年ぶりに児童が、直接、「目のあたり」にする「半旗」の掲揚です。

国旗掲揚を引き継ぐ4年生はもちろんですが、指導する5年生にとっても、

「意味をきちんと理解して掲揚する」初めての半旗でした。

5年生は社会科の最終単元が「国土の環境を守る」です。

単元の最後の章が、「自然災害から人々を守る」という小単元です。

しっかり学んで、「正しく恐れる」ことができて、日々を生きるようになって欲しいです。

今日は、各ご家庭でも、「あの日の出来事」や、

「災害が起きたらどう行動するか」ということを、お話し合いください。

 

本校職員に10年前の3・11について尋ねました。

中学生で、授業中に揺れを感じ、避難した。

大学4年生で、卒業式が無くなった。

小学校担任で、児童を保護者に引き渡す下校を初めて経験した。

中学校担任で、生徒が全員無事である情報の発信を「テレビ局」に依頼した。

など、様々な経験をしていたことが、それぞれから語られました。

児童は、5・6年生は1・2歳で、ほとんど記憶が無いそうです。

であればこそ、大人が語り、子どもたちにしっかりと学ばせていく必要があるのでしょう。

これからが、教育としては「頑張りどころ」になるのだと、実感しました。

新年度には「土砂災害」に関する専門家からの「出前授業」も計画しています。

地域の実情に応じた「防災教育」「減災教育」を進めて参ります。

本日は「シェイクアウト訓練」も実施しました。

 様子は後日のHPにてお伝えします。

 

JTEの金先生が、本年度の最終授業でした。

1年間の感謝を込めて、児童がお手紙をプレゼントしていました。

大変お世話になりました。

 

中学校は本日が卒業式でした。

10年前は県立高等学校の「一般学力検査合格者」の発表日でした。

いろいろな節目でもある3・11でした。