学校ニュース

4年生 防災教室

9月9日、菊沢コミュニティーセンターにおいて、4年生が防災教室を実施しました。今年も、菊沢きずなプロジェクトの皆様に講師をしていただきました。

 

オリエンテーションの後、非常持ち出し袋にはどんな物を入れたらよいか考えました。実際に、講師の方の非常持ち出し袋の中身を見させていただき、万が一に備えて、自分用の非常持ち出し袋を準備しようという気持ちになりました。

次に、避難所でやるべきことを考えたり、実際のテントや非常用トイレを見たりしました。そして、防災間違い探しや「なまずの学校」というゲーム形式の防災クイズを行いました。グループになって、災害時にどのような行動をとったらよいか、また、どんなものがいざという時役に立つのかを考えました。

 

昼食は、災害時を想定して、パッククッキングを体験しました。これは、130℃耐熱のポリ袋を使って、ご飯を炊いたり、バナナパンケーキを作ったりするものです。「ちゃんと食べられるのかなあ」と半信半疑の様子の子供たちでしたが、あまりのおいしさに、にっこりしていました。インターネットで検索すると、ほかにもいろいろなパッククッキングのレシピが検索できるそうなので、ぜひ試してみたくなりました。

 

午後は、鹿沼消防署の方によるAEDのお話を聞きました。実際に、胸部圧迫の実技もやってみました。できるかどうか不安でしたが、みんな上手にできました!

最後は、「きずなトライアル」です。棒と毛布を使った担架で傷病者を搬送したり、一輪車を使って物資を運んだり、水消火器を使ったりと、災害時を想定してレース形式で楽しく体験しました。

 

学校だけではなかなかできない、多彩なプログラムを実施してくださる菊沢きずなプロジェクトの皆様には、大変お世話になりました。子供たちだけでなく、引率した私たちも、防災について様々なことを学ぶことができました。

9月は、台風が日本に接近する一番多い月です。改めて御家庭でも、防災について考えてみてはいかがでしょうか。