学校ニュース

盲導犬が来ました

 東日本盲導犬協会の方が、盲導犬を連れて、本校に来てくださいました。始めに、視覚障害者の生活や歩く方法についての説明の後、盲導犬の一生、基本訓練やお仕事などをスライド視聴でお話ししていただきました。60分ほどのお話を子どもたちは、熱心に聞きましたが、驚きなのは、盲導犬もその間、じっと座って待っています。
 その後、アイマスクをつけて歩行体験です。子どもたちは、ハーネスを持って盲導犬とゆっくり歩きます。盲導犬は、障害物があるとユーザーに教えるために立ち止まります。車の音や人混みの中も、落ち着いて行動できるそうです。本当によく訓練されています。盲導犬は、ハーネスをつけている間は、お仕事中です。じっと目を見たり、話しかけたり、勝手に写真を撮ってはいけないのだそうです。また、盲導犬は、視覚障害者の方の体の一部と同じです。お寿司屋さんでも飛行機の中でも、人の行ける所は、どこでも同じように入ることができると、法律で定められているのだそうです。
 盲導犬は、人が大好き。人との信頼関係がしっかりできています。子どもたちは、初めて盲導犬とふれ合い身近に感じ、盲導犬体験教室を通して、福祉について知る大変よい機会をもつことができました。盲導犬協会の皆様、大変ありがとうございました。