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成長を遂げた3日間!4年生 自然生活体験学習

10月2日から2泊3日で、4年生が鹿沼市自然体験交流センターで自然生活体験学習を行いました。

まず、バスでいたがせせらぎプールに行った後、自然体験交流センターの先生の案内で、久保田堀を見学しました。久保田堀は、明治2年に久保田譲之助が中心となって作られた用水路です。石が一つ一つ人の手で積み上げられた堀の様子を見学し、昔の人々の苦労を想像しました。

見学後入所し、午後は仲間づくりゲームやネイチャーゲームを行いました。仲間づくりゲームでは、グループで協力して考えながらクリアしていきました。ネイチャーゲームでは、自然の中に置かれている「人工物」を探し出すゲームを通して、虫や動物が自然の中で身を隠す工夫を学びました。自由時間には、施設内にあるアスレチックで、思い切り楽しく遊びました。

  

 

1日目の夜は、ナイトハイクを行いました。グループごとに、真っ暗な道をランタン1つで歩きました。きれいな星空、動物の鳴き声、川の音、どれも新鮮な体験でした。

2日目の午前中は、川遊び。黒川に入って、魚や虫を見つけたり、川の流れに逆らって歩いてみたりと、楽しく遊びました。午後は、ウォークラリー。コマ図を頼りに、センターの周りの長い道のりをグループごとに歩きました。どちらに行ったらいいか考えたり、途中にある問題に答えたりと、協力しながら楽しく歩くことができました。そして、夜はキャンドルファイヤーで、班ごとの出し物をしたり、センターの先生が紹介してくださったゲームをしたり、楽しい時間を過ごしました。

 

3日目は、まず火おこし体験をしました。最初はなかなかうまくいかなかったのですが、だんだんコツをつかみ、全部のグループが火をおこすことができました。そして、その火から薪に火を着け、カレーライスを作りました。最高においしいカレーライスができ上がりました。

 

実は2日目に、施設設備の故障で水道が使えなくなるというトラブルがありました。しかし、センターの皆様が、2日目の入浴を「出会いの森」で入る手配をしてくださったり、近隣の市の施設からタンクに手洗い用の水を汲んできてくださったりしたおかげで、予定通りの活動を行うことができました。子供たちも、限られた水で調理したり、ふろの残り湯でトイレを流したりなど、水の大切さを実感することができました。自然生活体験と防災体験の2つを経験することができた有意義な3日間でした。センターの先生方、本当にお世話になりました。